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2016年3月17日 (木)

クルーズ終了前日

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南極の巨大な氷山

一介のサラリーマンだったわが身にとって、人生の二度目の大イベント2015-2016南極・南米ワールドクルーズが終わらんとしている。旅の始まる一年以上前から旅行資金の算段はもとより勤務先への根回しなど様々な準備をそれなりにしてきたが、そういう心配から解放される一方で、宴も終焉とあって帰宅したら虚脱感が襲ってきそうな予感もする。先日船内で「ワールドクルーズを1回乗船するサラリーマンはいるけど2回以上する人はそういないよ」と何百泊もしている飛鳥ベテランの自営業者から云われたが、たしかにわが身を考えれば色々な意味で背伸びをしながら乗船したから「よく乗ったものだ」と思わぬでもない。


昨日は船長主催のフェアウェルパーティがあり、増山船長から「南極・南米は2004年に旧飛鳥が航行した事があるものの、最新の情報がないので心配だった。南極クルーズ船に乗船したり、ここに行った事のあるクリスタルクルーズの情報を集めたりした。また天気が心配で心配で日本を出てから毎日南極の天気図を気にしていたが、とにかく無事に終わってほっとした」と云う趣旨の挨拶があった。いつもクールな語り口の船長からやや感極まった声を聞くと、我々が安心してクルーズを楽しんだ陰にはクルーの大変な仕事があったのだろうとこちらもちょっとジーンとしたのであった。


中南米の寄港地はどこも概して同じ印象だとも感じたが、下船前の船内テレビで流れるこのクルーズハイライト場面を見ると、それぞれ見物した場所やジョギングをした所を懐かしく思い出す。欧米の諸都市ならまたこれから訪問する機会もあろうが、南極を含めて今回訪れた地には余程の事がない限り行く事はないだろう。船内紙ASUKA DAILYで船長が「リオのカーニバルをはじめ、治安が心配される地域の寄港時は、全てのお客様がお戻りなったという報告に毎回安堵致しておりました」と書いていたが、事故なく日本まで戻って来ることが出来た今、思い切ってこのクルーズに行って良かったと心から思う。

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