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2016年2月15日 (月)

ブラジル・リオのカーニバル編

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アルゼンチンやチリ、ベネズエラなどの南米の国々には仕事で来た事があったが、なぜかこれまで縁があるようで遠かったブラジルである。これら南米の国に出張した際は、せっかくここまで来るならブラジルに寄らないかとサンパウロの駐在者や知人に誘われたものの、とにかくビザを取得するのが面倒だったためである。会社に頼んでビザを得る手続きするには、一応ブラジルに行く何らかの目的が必要だし、帰国した後にはこれまたレポート類の提出が必要とあって、そんなこんなを考えるとここはスキップしてさっさと帰国しようと当時は考えたのであった。


今回の飛鳥Ⅱクルーズ乗船ではサントス・リオデジャネイロ・サルバドールのブラジル三港に寄港し、またイグアスの滝へランドツアーにも参加するとあってこのビザが必須である。という事で生まれて初めてブラジルのビザを取得したのである。こうして上陸したブラジルの地、とにかく土地が広大で見渡す限り地平線が広がっている。大地は地盤が古く硬いので豊富な鉱物資源に恵まれているとのガイドの説明が何とも羨ましい。もし日本の国土がブラジル並に広く、そして資源があったら、日本人はどういう国民になっていただろうかと突飛な疑問がふと心に芽生えるのだった。


リオでは船に案内されるまま見学したカーニバルであったが、カーニバルとは各グループ別にテーマを主張するパーフォマンスのコンペティションである事も知らなかったし、夜中から明け方まで決められた会場を行進するという事も知らなかった。会場で飛鳥Ⅱのクルーズ客に割り当てられた席は中心部の特等席ではあったが、とにかくその混雑ぶりに驚き、会場で何がどう進行していくのか判らないまま、とにかく口をあんぐり開けて熱狂する人々の前をパレードが通るのを眺めていたのであった。それにしてもカーニバル期間中は街中お祭り気分で道はどこも渋滞、パレードの本選は真夜中から始まり朝まで続くというのがいかにも南米である。


年配客が中心の飛鳥の観覧席は、夜が更けるに連れパレードが始まるか始まらないかの時間に帰る人が目についたが、お隣の一画もやはり外国クルーズ船の乗客で、アメリカ人なども今ひとつ会場の雰囲気にノれずに帰船していた様であった。カーニバルのパレードを歓迎する地元ブラジルの人々のノリを身近で体験していると、ここの国情は日本などとはちょと違っている事を肌で感じる。広い土地と豊富な資源、異民族の混淆と大自然が作り上げたこの国だが、これまで資源を大量に購買していた中国の経済成長鈍化で経済環境も悪化しているそうだ。今年はリオでオリンピックが開催されるが、諸準備が間に合うのかと心配されながら、終わってみれば何とかなっていたという事になるだろう、とのガイドの説明が印象的であった。

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