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2015年8月12日 (水)

9人の醸造家のキリン一番搾り

20150812

夏である。我が家では一年を通じ、確実に夫婦2人で最低でも日に2本は消費する缶ビールも、やはりこの季節は3本~4本と飲む量が増えてくる。で、やや離れたところにあるスーパーの安売りの日にはクルマで24本入りビールケースの買出しに行き、特売の銘柄を毎回2ケースはまとめて買ってくる。マンションのカン捨て場は時として我が家から出たビールの空き缶ばかりが目について何だかバツの悪い思いをするのだが、こうして費消したキリンの一番搾り4ケース分計96本のシールを集め応募したところ、早速送ってきたのが「9人の醸造家の腕が鳴っている『一番搾り』」9本詰め合わせであった。


このセットはキリンビールが全国に展開する9工場、北海道千歳・仙台・取手・横浜・名古屋・滋賀・神戸・岡山・福岡で、地元の味に合わせて素材や酵母などを変えて醸造したオリジナル9種類の缶ビールの詰め合わせで、応募すると必ず送られてくるから、我が家の様な”大口”愛飲家にはちょっとしたボーナス、いやインセンティブである。セットに同封の説明書によると「その土地の素材を使ったり、地元の食材や味覚にぴったりと合うことを目指し・・」「素材のおいしいところだけを引き出す一番搾り製法で、地元のことを一番に考えた一番搾りをつくった・・・」そうである。


という事で、さっそく各工場別ビールの味比べをする事とする。すると名古屋製は手羽先や味噌カツなど濃い味に合う様にうまみと色を濃く搾るストロング風味、仙台はササニシキと東北産ホップ入りで僅かな米の匂いがただよい、神戸は山田錦を使った香り豊かな甘めの味、横浜は新しいホップも加えアルコールが6%と個性あり・・・などと飲むほどに違いがわかる。これを妻と二人で一挙に9本を開けてしまおうかとも思ったが、それぞれの醸造家が腕によりをかけて演出した味はゆっくり楽しむかと、3本づつ3日かけて味わったのだった。この企画、今度は昭和20年代戦後の味、昭和30年代の苦いビール、学生時代に飲んだ40年代のビールや缶の生ビール生産開始時のものなど、時代別の変遷をセットにしたら面白いのではなかろうか。

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