毎年恒例・大学体育会同期会
毎年この時期恒例になった大学体育会同期卒業者の会が銀座の交詢社で先週開かれた。卒業して40年以上経つのに、今年も体育会36部 (当時) 300名ほどの同期卒業生のうち、100名以上が集まったという事で、やはり運動部出身者の繋がりは固くてノリも良いようだ。一年に一度ずつ旧交を温めているため他の部の同期OBにも見慣れた顔が多いが、中には卒業以来初めて会う者もいて、お互い空白の歳月の来し方などで話が尽きない。
こうして毎年のように他の運動部のOBたちと交流していると、種目の垣根を越えてお互いに妙に打ち解けてくるものである。各部にまつわる内輪の話も出てくるし、中にはそれぞれの競技団体で今も役員や幹部を勤めている者もいて、代表選手の選考やら内紛話などスポーツ新聞には出ない事が漏れ聞こえてくる。ソッカー部の友人からはFC東京からドイツへ移籍して話題になっている武藤選手の話題、野球部の友人からはハンカチ斎藤祐ちゃん時の早慶戦のフィーバーぶりなどを聞いたが、話が盛り上がると時の過ぎるのもあっと云う間である。
一方でそろそろ我々の年代がOB会の中心となるべきところ、古き良き時代の大先輩OBばかりでどうも肩身が狭いと切り出すと、他の部の面々も同様とばかり頷いている。野球部の友人は、OB会より東京六大学リーグ六校の同期会の方が行き易いと話していたが、そういう横の繋がりがあるのは固定したリーグ戦を持つ競技の羨ましいところである。それにしても、自分のスポーツだけでなく他の部の現役学生選手達が活躍している事に興味を持ち最新ニュースを知っている者が多いのは、社中の協力を旨とする慶応義塾体育会の良さだと改めて感じたのだった。で、気分が良くなった私は競走部や庭球部の仲間たちと、久しぶりに銀座の飲み屋に二次会に繰り出して痛飲してしまった。
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