« 2011飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ乗船記 | トップページ | 京王線特急 »

2015年5月 4日 (月)

上野英三郎博士とハチ公像

20150504
東大農学部に建立された上野博士とハチの像

ジョギングを愛好する我々夫婦にとって、お正月とゴールデンウイークは格好の走り込み時期である。特にゴールデンウイークの頃は暑すぎず寒すぎず、風も肌に心地良くなり、クルマが少ない都内を走るのはまことに快適だ。という事で、この休みも我々のホームコースである皇居周回に繰り出しているのだが、さすがに毎日の様に同じところばかりグルグル廻っているとチョット嫌気がさしてくる。たまには他の街をジョギングしたり、名所めぐりでもしようかと云う気になるのである。(昨秋のブログ「マラニック田端運転所(2014年11月25日)」


という事で、先日は走りがてら本郷の東大農学部キャンパスに新たに建てられた「ハチ公と上野英三郎博士像」を見に行く事にした。家から数十分、弥生町の農学部の門をくぐるとこの3月に建立された像がすぐ左手にあり、上野博士の仕事からの帰り道、ハチが渋谷駅前でご主人に会えて抱きつかんとするさまが示されている。おなじみ渋谷駅前の「ハチ公像」はただ一匹で待っているが、こちらのはご主人を見つけて喜ぶ姿と、わざわざ鞄を足元に置き、愛犬の歓待を心から喜ぶ博士の様子が描かれている。また渋谷のハチ公は史実に従って左の耳が下がっているが、新しい像は両耳が立って顔も心なしか現代風の犬に見える。


リチャード・ギア主演によるアメリカの映画 (HACHI 約束の犬(2009年8月 9日)) にもなったハチ公物語だが、実際の犬は離れていった人や場所の記憶は残っていても、人間が持つような郷愁や懐旧の念はないと云われている。なので上野博士が1925年に急逝したあと、ハチが渋谷の駅頭で長い間ご主人を待ち続けていた本当の気持ちは誰にも判らない。しかしこの像を見ていると「ハチ、90年ぶりに博士と会えて良かったね」という思いが胸に迫り、清々しい気持ちになってきた。で、帰り道にジョギングしながら「うちでも犬を飼おうよ」と妻に打診すると、「もっとずっと世話のかかるのが一頭いるからね~、」と軽く一蹴され現実に戻ってしまったのだった。

« 2011飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ乗船記 | トップページ | 京王線特急 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 2011飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ乗船記 | トップページ | 京王線特急 »

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ