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2015年2月19日 (木)

東京マラソン2015

20150219

この季節の恒例、東京マラソンが週末に迫ってきた。2009年に妻が人生初めてのフルマラソンに挑戦したのが東京マラソンである。以来、義理の妹夫婦たちや私自身も含め、昨年を除いて毎年身内の誰かが出場してきたので、今の時期レースが近づくに連れ、走る者も応援する者も次第にお祭り気分で盛り上がってくる。このところ東京マラソンの人気も高まり、参加するための抽選も異常に高倍率になっているが、今年もラッキーな事に我が妻と義妹夫婦など身内の何人かが東京に出場する事ができた。今週末は天気も悪くないようだし、応援する側も親戚やら友人やら多数が都内沿道に繰り出す予定である。


どうせ応援するなら皆が揃ってワイワイやる方が気勢が上るし、応援場所を決めておけば走っているランナーもこちらを見つけ易いだろうと、今年もランナーの通過時刻を基に応援団の集合場所を都内数箇所に決める事にした。ただ応援されるランナーは3時間を切ろうかと言う者から目標4時間半までタイムもばらけているから、レースの序盤はまだしも後半になると先頭からしんがりまで通過するのにけっこう時間がかかる。最後を見て次のポイントに行った時には、応援するランナー達がほとんど行ってしまった後、などという事もしばしばおこるので、移動の地下鉄路線図を頭に、幾つかの応援ポイントを決めるのもけっこう大変だ。


という事で効率よい応援のために、毎年恒例のエクセルによるマトリックス表が必要となる。各ランナーの予想通過時間をもとに、先ずは先頭から後ろまで全員を応援して、次のポイントに移動すれば何時になるか、途中どこで小グループに分かれて速いランナーと後ろを分散して応援するか、などの行動予定表を毎年作るのはかつて銀行でシステム開発に携わった妻の役目である。「今年は走る側になったのに、なぜ私が作らなきゃならないの?」と妻はブツブツ言っていたが、恒例のマトリックスがないと東京マラソンの気分にならないと、なだめて出来たのが下の表である。


これを応援に来る者に渡しておくのはもちろん、走る側もどこに応援がいるのかを頭に刻んでもらえば、皆でレースを楽しめるというものだ。ただ当日は何万人ものランナーに何十万人の沿道の応援とあって、まずは応援者もお互い仲間を見つけるに一苦労なら、ランナーの方は電車じゃないから時間通りに来ないというハプニングもおこる。すべては”予定は未定”で、臨機応変な対応が必要となるが、それもお祭りの内である。今のところレースの日の天気予報は曇りで気温12度、絶好のマラソン日和が予想される中、4時間を切ろうという妻は急に「全然自信がない」などと珍しく弱気の発言になってきた。彼女には悪いが、こちらは年に一度の東京のお祭りを皆で楽しもうという気分である。

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