大寒と日の出・日の入り
久しぶりに大阪港近くの取引先に出張に行った。夕方、会議を終わってふと窓の外を見ると、当然の事ながら東京よりかなり明るい。今の季節、大阪の日没は東京に比べて20分ほど遅いのだが、そういえば東京の夕方もいっときよりかなり明るくなってきた。調べてみると大寒である今日1月20日の東京の日の入りは16時54分で、これは昨年秋10月25日の日没時間と同じなのである。何となく夕方もっとも早く暗くなるのは冬至の頃で、秋と春ではこれを対称に陽が長くなっていると思っていたが、東京では12月初めに日没が一番早く、以後陽が伸びて行くのである。
もっとも同じ日没といっても、10月末の気温20度に対して今のせいぜい10度の寒さでは、明るい時間を活用して何かをしようとする開放的な気分になれない。一方、東京で一年で一番遅い日の出の時刻は今年は1月10日頃の朝6時51分であり、昨秋10月25日時点では5時56分に太陽が出ていたのに対して、1月20日になっても日の出はまだ6時49分と遅いままなのである。東京では夏から秋の朝がやたら早くから明るくなるのに、今の季節は遅々として朝が明るくならないのは地球の軸の傾きや自転・公転に関係あるのだろうが、文科系の私は季節感と日出・日没時間の非対称的な変化にちょっと戸惑うのである。
血圧が高めのため再受診に来て下さいと会社の診療室から通知が着たので、近所の循環器科の開業医に相談に行くと、一ヶ月間血圧を朝晩測って記録しろとの事。暗くて暖房もまだ効かない冬の朝、起きぬけに寒い中で血圧を測定したらそりゃ血圧も高くなるわな、これは生きている証しじゃないか、などと寒さを呪いながら何度も測り直しをしている最近の冬の朝である。陽が伸びても寒さはこれからが本番であろうし風邪気味で体調もいまいち、春はまだ暫く先かと考えていたら日比谷公園に植えられた菜の花が咲き始めて、ほっと心がなごむのである。
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