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2014年11月 4日 (火)

阪急神戸線

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阪急新型1000系のシックな車内

同窓会を終えて、有馬温泉から神戸電鉄に乗り終点の新開地で降りると、阪神や阪急、山陽電車への乗換えとなる。驚いたのは新開地駅の乗り換え口に改札機がなく、JR線相互の乗り換え駅の如く、それぞれ行きたい線のホームに行けるようになっている事である。阪神電鉄や阪急電鉄は今や同じホールディングカンパニーの傘下だし、神戸電鉄も阪急阪神のグループ会社だが、例え同じ系列会社だとしても、各社別の採算や乗客に関する統計などを、この様なシステムで正確にはじけ出せるのだろうか。ましてや山陽電鉄はまったく別の会社だし、ひとごとながら会社と会社の切れ目がこれで良いものかと心配にもなるが、今では切符の磁気化と自動改札機の導入によって不正乗車や誤乗なども防げるのだろう。東京では猪瀬前知事の一喝によって、昨年やっと九段下駅で営団地下鉄と都営地下鉄が隣合わせのホームで乗り換えられる様になったばかりとあって、さすが関西の私鉄は進んでいるものだと感心した。


さて新開地駅の地下ホームに、阪神と阪急の梅田行き特急電車が並んで発車を待っているのを見ると、オールド鉄道ファンは微妙な気持ちになる。「待たずに乗れる阪神電車」か「いつも座れる阪急電車」か、かつて阪神間で激烈な競争を展開した両社の特急がおとなしく隣同士たたずんでいると、僅か30分弱の旅でも梅田までどちらの電車で行こうかと大いに迷ってしまうものだ。今回はやはり阪急の高速運転を楽しむ事にして、おなじみマルーン色の阪急最新鋭1000系の梅田行き特急最前部に乗り込むと、車内は一段とダークになった木目の化粧版とオリーブ色の座席に、関西私鉄のお約束、カバーで覆われたライトが映え、なかなかシックな雰囲気を感じる。昭和30年代後半に登場した2000系以降、現在に連なるまでの阪急デザインの集大成がこの1000系の車両であるかのような内装とも言えるが、そういえばかつての(旧)1000系は、阪急初の高性能電車として登場した「味」のある車両だったから、この新1000系電車にも関係者の大いなる思い入れがあるのだろう。


快晴の日曜日朝、神戸三宮を出た新1000系特急は六甲山を左手に、「王子公園」を通過する頃には絶好調の高速運転に入り、これぞ阪急という爽快感で飛ばし始める。とは言っても久しぶりに乗った特急は、ほどなく岡本に止まり、何と最近は夙川にも停車するのは一体どうした事だ?!JRの新快速運転や様々な乗客の動向はあろうが、三宮を出たら西宮北口と十三だけに停まった後に3複線を梅田駅に滑り込むと云うのが阪急電車の醍醐味だったはずなのに、速さで勝負をしない阪急とは牙の抜かれた虎の様にも思える。こうやって東京からせっかく乗りに来た私の様な奇特な客も世の中にはいるのだから、休日は1時間に1本くらいは昔の停車駅だけで特急を運転して欲しいと云うのは勝手なファンの願望だろうか。それでも西宮北口から十三まで、伝統のボルスターアンカ付き台車のモーター音も軽やかに特急は快走し、最後に宝塚線や京都線と併走しつつ梅田のターミナルに到着すると、毎回の事ながら阪急に乗って楽しかったなあと云う気持ちが湧いてくるのであった。

大阪に来ると思わず訪れたくなる阪急梅田駅構内
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