ねんりんピック栃木2014・東京都選手団結団式
昨日は、第27回全国健康福祉祭とちぎ大会「ねんりんピック栃木2014」の東京代表選手団結団式が、四谷のスクワール麹町で行われた。東京からは20種目のスポーツ交流大会と3種目の文化交流大会に266人の代表選手が出るそうで、ユニフォームの配布、東京都体育協会長のあいさつや選手宣誓、子供たちの空手による激励演舞など2時間の結団式であった。東京からだけでこれだけの選手が出るのだから、全国からは1万人くらいの選手、それに加えて役員、世話係や同伴者などが10月4日(土)から7日(火)まで宇都宮市を中心に栃木県各地に集まるらしい。ねんりんピックに付随する各種イベントを含めると、大会参加者はのべ50万人というから大変な規模のイベントである。
ねんりんピックで行われる60歳以上のシニアスポーツ競技20種目は、大きく分けて4つにわけられそうだ。まずサッカー、マラソン、水泳、テニス、ソフトテニス(軟庭)、卓球、ソフトボールやソフトバレーの競技系スポーツに弓道、剣道、太極拳、なぎなたの武道系スポーツ。ゴルフ、ダンスの社交系スポーツ。ゲートボール、グランドゴルフ、ターゲットゴルフ、インディアカ、ペタンク、ウオークラリーのいわゆるシニア参加者が多い系スポーツの4分類である。チームで出場する種目もあればマラソン、水泳のように個人で参加するものもあるが、結団式会場はいずれも元気そうなシニア世代で溢れ、なにやら本格的な老齢社会に向かう現在の日本の縮図を見る思いであった。
ねんりんピックという大会の存在自体、選ばれてみて初めて知ったのだが、各県持ち回りで毎年開催され今年で27回目だそうだ。今回の大会会長は栃木県知事で開会式には皇室のご臨席を仰ぎ、厚生労働大臣の祝辞もあるというから国もそうとう力を入れている。昨日配布された総合プログラムには田村厚労大臣のあいさつとして 「 国としても、高齢者の介護予防や市町村による地域づくり・・・」とか 「スポーツ、文化、健康、福祉などに関する様々な催しを通じて、あらゆる世代が幅広く交流を・・・・」などと麗句が並んでいる。選手には宿泊費の一部補助もあるし、会場間のシャトルバスやら講演会・コンサートなどの様々なイベントなどに相当な予算措置も取られている様だ。財政多難な折り、自分が好きで走っていることに対して税金を使ってもらうのも申し訳ないから、せいぜい栃木県ではおいしいものを食べて、地域経済に多少なりとも貢献しようと思いつつ結団式を後にした。
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第27回ねんりんピック栃木2014選手団説明会 | 2014年7月20日 | 説明会 |
継続は力なり? ねんりんピック2014 | 2014年5月9日 | 推薦 |
大雨の第18回シニア健康スポーツフェスティバル | 2013年10月21日 | 予選会 |
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何てたって東京代表!!
十二分に練習の成果を発揮してきてください!!
投稿: 院長 | 2014年9月23日 (火) 10時16分
院長先生
先日はスピード練習ありがとうございました。日本一になれる様に走ります。それができた暁にはドーンと!・・・・・
投稿: バルクキャリアー(ブログ主) | 2014年9月23日 (火) 18時25分