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2014年7月 7日 (月)

豆苗をいただく

20140707

以前は中華料理店でしかお目にかからなかった豆苗(トウミョウ)も、最近は工場から出荷される水耕栽培のものが安い価格でスーパーなどで売られている。手軽に調理できるので我が家でもよく買ってきて、中華風に炒めてはビールのつまみにしたりする。トウミョウはエンドウの若芽だそうで、パックから一度収穫して食べてしまった後にもう一回芽が伸び、一度で二回楽しめる野菜なのである。この季節、パックを台所に置いて二度目の収穫を見守っていると、窓から注ぐ夏の光りを目がけて芽がぐんぐん伸びていくのがわかる。


トウミョウは陽の光りに向かって伸びる指向性が強く、窓ごしの太陽めがけて成長したところでちょっと意地悪してパックを陽の来る向きと逆に置くと、数時間後に芽は身をよじって新たな光源に向かって再び伸びていく。二度も発芽する力やエネルギッシュなその伸び方を見ていると、家にいながらこの植物の強い生命力を感じるのだが、事実トウミョウにはホウレンソウを凌ぐβカロチンや各種ビタミン、植物繊維などが豊富に含まれているそうである。


それにしても目の前で懸命に伸びていく若芽を見ると、2度も刈りとってビールと共に食べてしまうのは何だか申し訳ない気がしてくる。考えてみれば毎日毎日、我々は他の動物や植物の命を「いただき」ながら生きている訳で、トウミョウの生命力はこのごく単純な事実を今更ながら想い起こさせてくれる。普段加工された食品ばかりを買っていると忘れがちなのだが、他の生き物の生命を奪いながら生きている分、我々はその事に大いに感謝し、食べ物をおいしく味わいながら「いただき」たいものだとトウミョウを見ながら思ったのだった。

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