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2014年2月24日 (月)

東京マラソン 2014・ボランティアの記(参加してこそ・・・)

昨日開かれた8回目の東京マラソンは3万人のフルマラソンランナーが東京の町を駆け抜けた。例年30万以上の人が応募しているから当選確率は10倍以上の狭き門という事で、案の定これに外れた妻と義妹は、今度は何を思ったのかレースのボランテイアに応募していた。お祭りは見ているだけでは駄目、参加してこそ意味がある、ということだそうだ。ボランティアはスタートやゴール地点での誘導や荷物管理の他、沿道でコース整理や給水・給食を担当するが、応募する際には活動場所しか選べないそうである。「新宿・飯田橋ブロック」を第一希望にしていた所、その中で2人に割り当てられたのは5km地点の給水所の担当であった。さすがにトップクラスの選手のスペシャル・ドリンクは専門の陸連の係員が行うが、それ以外の多くのランナーが立ち寄る給水所で、水やスポーツドリンクをテーブルに並べ、ランナーが取った後に適宜補充する役目である。この場所なら、走り始めて間もないためトップランナーと最後尾のランナーの差がそれ程開いておらず、活動場所として人気の高い「銀座・日本橋ブロック」や「蔵前・浅草ブロック」に比べると格段に拘束時間が短いそうである。
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レース前日の土曜日には大会ゴールとなる有明の東京ビッグサイトで、説明会とボランティアユニフォームである帽子とコートが配られた。これを着用していると当日は地下鉄の改札の中のトイレもフリーパスで使わせてもらえるそうで、妻と義妹は前夜から青いキャップとコートを試着してみてはウキウキしている。そして日曜日、休みの日だと云うのに、彼女らは早起きをして勇んで指定された給水所へ向かって行く。その給水所に集まったボランティア達は、お互い見知らぬグループ同士ながら、ベテランのリーダーの指揮の下で備品のチェックやテーブルの設営などの準備を極めてシステマチックに手早く行わったのだそうだ。単なる給水といえども永年の知恵がそこかしこにあって、分刻みでコップや備品( 給水台用のテーブルや、ランナーが捨てたコップをかき集めるための熊手もある )、水のペットボトルが大型トラックで届き、秒単位でテーブルにコップを敷き詰めて水を注ぎ、その上に板を置いて更にコップを置き、最終的にはコップの山を三段作っておくのだそうである。こうして効率よくコップをランナーに配っていき、さばけ具合を見ながら、足りなければ後方部隊が新しいコップに水を注ぐのである。

三段に重ねたコップ
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2人が働いた給水ポイントはレースの序盤なので、サブスリーやサブ3.5のランナー達は目もくれず通り過ぎるが、次第に水やスポーツドリンクを手にするものが増えるのが自然の成り行き。ただ日差しがなく肌寒いコンディションだったため、例年に比べ出た水の量はかなり少なく、その分ランナーにたっぷり声援をおくることが出来たそうだ。給水のボランティアは、水だけでなく笑顔でランナーを応援するのも大切な役目なのである。最後尾のランナー達が行く頃には同じテーブルで一緒に働いた仲間達に一種の連帯感が生まれてきて、来年も抽選に外れたらまた参加しようねと思う様になるらしい。私は知人の応援の為にレース前にちょっと2人の働く給水所をのぞいただけだったが、準備に忙しい現場を見ていると、警察や消防、大会関係者だけでなく実に多くの人がレースを支えてくれている事に改めて感動した。ただ帰宅するなり妻は 「 オレサマ軸で、奉仕の精神があんまりないあなたこそああいう経験をすべきよ。来年また抽選に外れたらあなたの分も一緒に申し込んどくわ。 」と鼻の穴をふくらませて自慢げなのはちょっぴり癪である。

ボランティアが影の主役です
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コメント

走るか、ボランティアか、厳しい二者択一ですね~(笑)

院長先生

走るのも大変、ボランティアも大変。でもやってみれば、ともに楽しいと云う事でしょうね。

ほんっとうに楽しかったんですよ!
翌日も興奮冷めやらぬ状態だったんだけど、知らない人に言っても伝わらぬこのやり場のない気持ち。
夫は「それより疲れた」とか言うし。
いやー、来年外れたら絶対またやるもんね。
母もやるって。
最高年齢90代って書いてあったから大丈夫でしょう(笑)!

じゅんさん? お疲れ様でした。

という事は、半世紀後の東京マラソンでも感動を伝授できるでしょうね。

お婆さんから、21世紀半ばに生まれた子供達へのプレゼントになる事でしょう。

そのノリが素敵です!

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