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2014年1月29日 (水)

マッカーサー道路の完成間近

さして気にも留めていなかったが、以前から虎ノ門病院の本館入り口が道路より奥まった所にあるのがちょと不思議だった。などと思っていたら病院の前を通って虎ノ門2丁目(特許庁前)から新橋方面にかけての建物が整理され、いつの間にか撤去跡で道路の造成工事と高層ビルの建築が始まっている。雑然とした虎ノ門や新橋界隈のこの大規模な工事現場は、なにやら昭和30年代、オリンピック前に東京中あっちこっち道路を掘り返していた情景をふっと思い出させるほどである。これはかねてから計画されていた環状2号線の一部で、くだんの虎ノ門病院も、この道路計画の為にセットバックして建てられていたのかと合点がいく。


この新しい道路は虎ノ門から築地までの1.35キロ・幅員40米で、至近のアメリカ大使館から東京港まで直行しているため、人々はマッカーサー道路と呼んで、進駐軍の輸送目的に計画されたものだと云われてきた。本当は東京都の都市計画道路だそうで2005年に着工、いよいよ本年供用が開始されるが、将来は築地から豊洲方面まで延伸する計画だそうだ。注目されるのは虎ノ門1丁目付近で、道路が地下に潜る入り口の上に、52階建ての高層ビルが建つのである。森ビルによって造られるこの高層建築は「虎ノ門ヒルズ」と命名され、地上255.5米と都内でも2番目の高さのビルとなる。素人目にはトンネルの上にこんな巨大建築を建てる事が奇異にうつるが、地震などに対してはきっと緻密な構造計算が為されている事だろう。


この一画に限らず都内のいろいろな通りを歩いていると、表通り商店街の背後に、新しいビルが数メートルほどセットバックして建てられている場所がよくあって、東京の都市改造計画が着実に進行している事に気づく。近い将来、こういう道路の幅員が広がって車線が増え、街路樹などが植えられ町がきれいになっているに違いない、などと想像するとちょっと嬉しい気持ちになる。ただ幾多の計画の中で特に実施して欲しいのは、かねてから幾度もアップしている通り首都高速道路の地下化と、それによる東京の川べりの町の再活性化である。2020年の東京オリンピックでは、首都高のない日本橋を多くの国の人とそぞろ歩く事ができたらとても楽しいだろうなあ、と江戸っ子は夢見るのである。

蘇れ日本橋(2008年3月14日)
東京再生(2009年3月4日)
日本橋再生計画(2012年3月3日)

間もなく開通する”マッカーサー”道路の工事現場、「虎ノ門ヒルズ」下から地下トンネルになる。
20140129

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