2014年七草がゆ
1月7日朝は恒例、七草がゆである。ふだんトーストにヨーグルトの我が家でも、今朝ばかりは妻が早起きしてお粥を煮てくれるのが嬉しい。”セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、これぞ春の七草”を具にした薄塩味の粥は、一年の無病息災を祈って古来から供されてきたそうで、ついでに正月の飲み食いで疲れた胃腸を整えてくれる役割もあると云う。
毎年、これを食べる頃はいよいよ寒さが本格化する季節である。都心でも気温が摂氏1度と寒かった今朝だったが、起き抜けに30分ほどジョギングしたので、すっかり冷え切った腹に餅入りお粥の暖かさがしみ入り、慌しくも心豊かなひと時だった。
昔は七草を全部揃えるのに随分苦労したらしいが、今は「七草セット」になってスーパーで売られているそうだ。妻はセットになって、とても楽になったと傍らで事もなげにしゃべる。毎年七草粥をこさえてくれる妻に感謝しつつ、来年の正月はいよいよ毎日が日曜日になっているのだろうか、等とこの一年の来し方を考えながら粥をすすったのであった。
過去の記事「七草がゆ(2013年1月8日)」
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