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2014年1月16日 (木)

四半世紀ぶりの電話

昨晩は新年会で酔っ払っていい気持ちで帰宅すると、護衛艦と釣り船が広島で衝突したニュースがテレビ朝日の報道ステーションで放送されている。同じ方向に同航していた船舶同士がなぜぶつかったのか、原因についてはこれからの調査を待たねばならないが、それにしてもまだ何も特定できないうちに、昨日は古舘キャスターの横に座った朝日新聞のコメンテーターがひどかった。「大きな船が見張りをしっかりしていないから事故に至ったのでは」と云う趣旨の発言を臆面もなく喋っている。サヨクの人たちは自衛艦と民間の船、特に相手が漁船の場合などは、原因がわかる前から自衛隊側に非があるかの様に言うのがお約束としても、この時点での一方的すぎるコメントに思わずテレビの前でのけぞった。2008年に房総沖でイージス艦「あたご」と漁船が衝突した事件の刑事裁判は、操艦していた自衛官が無罪になったが、当時のメディアは海上自衛隊を大いに叩いていたのが記憶に新しい。


大きな船であろうと小さな船であろうと、見張りは全船舶に義務づけられているし、海上衝突予防法の追い越し船がどちらかはまだわかっていないのに、大きいから責任が重いとの発言は余りに初歩的、というより意図的な間違いで視聴者を甘く見ている嘘である。で、つい酔った勢いもあって、なんと25年ぶりにテレビ朝日に抗議の電話をしてしまった。そういえば25年前は朝日新聞のサンゴ事件(朝日新聞のカメラマンが自分でサンゴに傷をつけ、自然破壊をする者がいると虚偽報道をしたもの)を、当時ニュースステーションが大した事がない様に報道したので電話をしたのだった。その時は 「テレビ朝日と朝日新聞は別の会社ですが」 と電話の相手が言うので、「では隣に座っている朝日新聞のコメンテーターは何ですか?」 と反論すると、「貴重なご意見を現場に伝えます」と誠意のない返事が返ってきたものだった。そんな事もあって不愉快なので永い間購読していた朝日新聞は止めてしまった。


今回、25年振りのテレビ局への電話は、「この電話は参考のために録音します」という録音された音声に続いて係りの女性が受話器に出てきた。さっそく報道ステーションのコメントについて「見張りの義務は双方にある。大きいから自衛艦側に責任があるかの様な予断を持った報道はおかしいのでは。あたごの件でも報道の基調とは違って、裁判の結果は自衛官には刑事罰が課せられなかったではないか」 と怒りを抑えつつ喋ったところ、「ご意見は関係者に伝えます」と予想通り紋切り調の返事が返ってきたのであった。まあこんな意見を彼らは万分の一にも参考にする事はないだろうが、いい加減な報道やコメントをたれ流しておきながら、先の特定秘密保護法の成立に際しては言論や報道の危機だなどとおよそ見当違いのニュースを放送するメディアである。ここはごまめの歯軋りでも一つ抗議をしなくては江戸っ子がすたるというもので、四半世紀振りにテレビ朝日に電話をかけてしまった新年会の夜だった。


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