猛暑の週末の正しい過ごし方
(愛車の温度計はあっという間に37度、このあと38.5度に)
とにかく暑い。東京では土曜日の夜になっても気温が30度を下回らず、こんな事は観測史上初めてだそうだ。”今までに経験した事のない”暑い夜である。屋内にはエアコンがあるからまだ良いが、我々夫婦にとってこんな季節に問題になるのは週末のジョギングだ。いちおう月にミニマム200キロくらいは走りたいと思っていて、ふだんの週末は2日間で計20~30キロほど走る。ウイークデイには飲み会やら仕事やらも入るし、天気が悪い日もあるから、努力しても5日間で25キロくらいしか走れない。月4回の週末(+国民の休日など)X20~30キロと、4週間あるウイークーデイX25キロでかろうじて200キロ越えとなるが、毎月毎月これを実行するのは、好きでやっているとは言え、一応まっとうな(と本人は思っている)サラリーマンとしては結構しんどいものである。
勤め人ランナーとしては、週末こそ距離を稼ぐかきいれ時なのに、この暑さが到来である。冬の日、寒い分には厚着をすれば何とかなるが、暑さだけは走りの大敵である。それでも気温が32度くらいまでなら無理すればなんとか走れるが、それを越えるとインターハイの高校生ではあるまいし、都会のコンクリートジャングルでは走るどころではなくなってくる。ことにこの週末は、金曜から天気予報では東京は気温が35度を越えるので健康管理に注意をせよ、とさかんに言っている。恐れをなして、ふだん土・日には一緒に走る妻とどうしたものか相談した結果、両日とも朝の6時半におきて、まだ比較的すずしいうちに走ろうと云う事になった。ゴルフでもないのに週末の早い時間に何でこんな事をしなきゃならないのか、と一瞬夏が恨めしくなるが、我が家でもサマータイムを採用したと思って早朝練習をする事にした。
目覚ましに叩きおこされ二人して早朝の皇居に着くと、いつもは早くからランナーで賑わうコースも、この週末は暑さでさすがに走る人が少ない。それでも早朝から走っている人達は顔を真っ赤にして汗みずくで、健康オタクは「死んでもいいから健康に良いものを」と言うそうだが、走りオタクも「体を壊してでも走らなきゃ」という考えに取り付かれるている様だ。多分こちらもそれらと同類項、気合を入れて走り始めたものの、その気合もあまりの熱気にたちまちのうちに萎え、とにかく皇居一周をなんとか這うように完走したのだった。中でも祝田橋から大手町にかけて東京駅を右手に望むあたりは日差しをさえぎる物なく、アスファルトや皇居の玉砂利の照り返しで体感温度は最高潮だ。頭はクラクラしてここで倒れたら「還暦過ぎの男、無分別にもこの暑さの中、皇居で走って熱中症、自業自得!」などとニュースで放送されそうだ。それでも土・日とも朝8時には家にたどりつきシャワーを浴びると、大仕事を終えた様な気になって、妻と二人でテレビのニュースを見ては、「もう走ったからねいいもんね。これから日中どんどん気温が上がれ」などと昼からビールを飲んで気炎をあげていたのだった。
« 夏休み その5 (シンガポール) | トップページ | 終戦のエンペラー »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ジジイ放談(マスク、区議選挙、ピッチクロック)(2023.04.20)
- 三菱ダイヤモンドサッカーとドラムマジョレット(2023.03.25)
- 3月13日からマスク着用が完全に個人の判断に(2023.03.09)
- 日本のGDPは本当に伸びていないのか?(2023.03.01)
- 飛鳥Ⅱ オセアニアグランドクルーズ 出港の日(2023.02.10)
本当に暑い毎日で、たまらないですね。
寒い季節には、早く暖かくならないかと思ったりもしましたが、このところの気温の高さは、尋常ではありません。
朝のランニング、気を付けてくださいね。
投稿: ぽんぽこりん | 2013年8月13日 (火) 00時14分
ぽんぽこりんさん
こんにちわ。この前行ったシンガポールの方がはるかに涼しかったです。
東京の空気はねとつきますね。夏ばてしないようにぽんぽこりんさんもお気をつけ下さい。
投稿: バルクキャリアー | 2013年8月14日 (水) 08時05分