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2013年7月31日 (水)

夏休み その2 (ボーイング787)

マイレージで乗ってみたいと思ったのがボーイング787である。2年前にアメリカ・ワシントン州エバレットにあるボーイングの工場で、その組み立て工程を見学して以来、就航した暁にはなるべく早い機会に乗ってみたいと思い、シンガポール行きを予約したのだった。ところが例のバッテリー不具合による飛行停止で、一時はどうなるかと思っていたのだが、やっと対策を施したそうで、今回の夏休みの旅行に間に合ったのは事のほか嬉しかった。しかし好事魔多し、成田のラウンジで搭乗を待っていると「機材の準備で遅れる、新たな出発時間は追って連絡します」とのアナウンスである。まあ大した問題ではなかったとみえ、15分ほどして準備が出来たと云うので、やおら搭乗ゲートに赴くと、誰もそこにはおらず、どうやら我々が最後の搭乗客の様だ。これでもラウンジから真っ直ぐにゲートに来たのに、私もせっかちだが他の日本人は随分とせっかちなのだと改めて感じたのだった。


で、ボーイング787の新しいビジネス・クラスである。従来の長距離線の標準的ビジネスクラスだった”シェルフラット”は足が伸ばせ快適だったが、787の”シェルフラットネオ”は、それをかなり改良している。まず前の座席(シェル)の背後のスクリーンが大型化し、画面が見やすくなっている。パソコン用電源に加え、機内に持ち込んだ荷物を収納する物入れも豊富で、特に眼鏡置きなどとして座席の肘掛にいくつか小さなスペースがあるのが、日本のエアラインらしい細やかさである。私は機内でアルコールを飲むと、与圧が低い事もあって、食事後にあっと云うに熟睡モードに入り、その間にずりおちた老眼鏡が行方不明になったりし、今までずいぶん探し物に困った事があった。この眼鏡置きの設置でその悩みも解消という事で、ちょっとした工夫が便利で嬉しいものだ。何よりこの787は、機内の気圧が従来のジェット機より高く設定されているそうで、今回はアルコールで即気絶モードも経験しなかったし、耳がツンとなる事もなかったから、乗り心地に関しては大変な進歩だといえよう。


トイレに行けばウオッシュレットが付いているという事で、試しに大して行きたくない”大”を試みた後に、さっそく初の機上のウオッシュレットを使用すると、空中の水洗お尻フキは実に気持ちよく快適である。多分外国のエアライン向けにはウオッシュレット仕様はないのかと想像するが、これが標準なら外国人にもその良さがわかろうと云うもので、できれば世界の飛行機にウオシュレットが普及してほしいところである。鳴り物入りの液晶の窓ブラインドは、客室乗務員の省力化につながる上、美しくてなかなか優れたアイデアだと思った。ただ一点、機内オーディオに関して云えば、音質が従来通りなのは、いささかがっかりである。又これは機種の問題ではないが、音楽プログラム内容については、クラシックから演歌まで、私には選曲の傾向が以前とかなり変わったと感じた。私の好みの60年代オールデイズなどが減り、70年代や80年代以降の音楽を好む若者好みに選曲を変えたのかもしれない。主な客層、なかんずくビジネスで乗る乗客はもはや60年代ポップスではあるまいし、と云う事だろうが、このプログラムを聴くと私も歳をとったのかとちょっと寂しく感じたのだった。

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