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2013年6月19日 (水)

陸と海と空 その4 フェリーすずらん乗船

霧の中から現れたフェリー”すずらん”は長さ224.5米、幅26米と飛鳥Ⅱ(長さ240米、幅29.6米)と大きさはさして違わない。ただ船が着いているターミナルは乗船する車両が並び、ヘルメットに作業着の係り員が忙しく誘導作業中で、いかにも「働くフネ」という感じである。フェリーの出港は客船の華やかさとはまったく違うが、それでも船旅の始まりとなると乗船の瞬間はワクワクだ。ターミナルのエスカレータを上り、”すずらん”の乗船口から本船に乗り込むと、目の前に3デッキをぶち抜いたエントランスホールが開け、まるで新しいクルーズ船に乗った様な気分がする。さっそくエレベーターでかねてから予約してあった6デッキのジュニアスイートルームへと進んだ。

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ジュニアスイートはスイートルームに次ぐキャビンで、本船には2つあり専用バルコニーにバス・トイレ付きとなっている。今回の旅は「新造の大型フェリーを楽しむ」というテーマなので気張って上級船室にしたのだが、さすが本船の最高級であるスイートは高すぎてハナから考慮外である。ジュニアスイートの苫小牧-敦賀の料金は41,000円、繁忙期以外は「ペア88割引(大人の男女2名の年齢合計が88歳以上であれば30%割引)」の適用を受けられ28,700円となる。その上ジュニアスイート以上の部屋では専用グリルでの3食が付いているので、デラックスA(28,500円×70%)にランチ(3,500円)とディナー(4,500円)を付けた27,950円とほとんど変わらない事となり、お得なジュニアスイートで船旅をすると云うのが今回のこだわりである。

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カード式ルームキーを使って入室すると、キャビンは一泊21時間の船旅には十分すぎる広さで、専用バルコニーにウッドが貼ってある所がぐっと船旅気分を盛り上げてくれる。部屋のユニットバス・トイレはやや小さいものの、風呂はすぐそばの大浴場へ行けば良いし、それ以外の調度はごく標準的かつベッドも適度な硬さで気持ち良い。荷物をとりあえず収納するうち出港時間となり、船内の売店で購入した北海道ワインで乾杯しつつ、専用テラスから霧の中のちょっと幻想的な出港風景を楽しんだ。せっかくこんな部屋にしたのだから、夜中の11時半などに出ないでもう少し早く午後8時頃出て、明日は明るい夕方6時頃に敦賀に着けば良い、いやゆっくり走って明後日の朝に着いたらもっと良いなどとこちらはクルーズ客船気分だが、貨物中心のフェリーはそうもいかず、フネは霧笛を鳴らしつつ静々と闇夜の苫小牧東港を出て行くのだった。

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