Reebok Urbanathlon
この週末は国立競技場でスポーツシューズメーカーのリーボック社が開いたアーバン・アスロンと云う大会に参加した。アーバン・アスロンは競技場のトラックや周回回廊を8キロ走る間に、コース途中に設置された8箇所のバリアーをくぐり跳び、かつ乗り越えながらゴールを目指すと云う障害物競争で、なんと日本で初めての試みだと云う。一体どんな雰囲気なのか、障害をクリアーするのはどのくらい大変なのか、みんな本気で走るのか等など、なにしろ本邦初の開催なので誰もがわからないところなのだが、とりあえず運動会気分でやってみるかと云う事で国立競技場に行ってみた。
障害物はタイヤが敷かれたフロアーの通過、スタンド階段の上り下り、陸上競技のハードル、パレットのジャンプ台超え、駐車中の自動車のフロアーくぐり、うんてい、ロープが縦横に張られた空間通過、約2米の壁越えと何やら海兵隊か自衛隊の訓練のようで、これが8キロの走路に設置されて走る者の行く手をさえぎる。「うんてい」は小学校のとき以来やった事がないので通過できるのか不安な上に、集まった数百人の参加者を見ると普通のマラソン大会よりややマッチョ系の若者が多い様で、国立競技場のトラックもいつもとちょっと雰囲気が違う。
やけにノリの良い場内司会やプロのチア・ガールに送られてスタートすると、トップの若者たちは脱兎の如く走路を突進するが、還暦すぎたこちらは精々怪我をしない様にとセーブしてついて行くのが誠意一杯。それでも中盤になってハードルを越える辺りからマッチョ系は次々脱落していくのに対し、私の様な長距離系は走っている間が休息の様なもので、つぎつぎと先行のランナーを抜けるから面白い。心配した「うんてい」も取り付いてみると、子供頃の感触というのは忘れないらしく自然に10米ほどの距離を通過できたし、壁上りも係員の補助のおかげか無事突破してゴールできたのだった。
総じて見ると運動会の障害物競走が大規模・本格的になった様なイベントで、それはそれで楽しい大会だったものの、走者が周回する途中で次にどこに行って何をするのか案内が足りず、私を含めて多くの参加者が途中コースをもう一周まわるべき所で道を間違えて、どうやら1キロほど走った距離が少なかったような気がする。陸上競技協会の競技役員でもいればこんな事はなかったと思うが、もし来年も行われるならシリアス競技者の部と楽しむグループの部に分けて、シリアスの部は距離を長くかつ真剣に記録を狙い、ファン・ランの方はパン食い競争とか借り物競争などを追加したらもっと盛り上げるに違いないと思いながら会場を後にした。
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楽しかったご様子、なによりです。
筋肉痛は大丈夫ですか?
ところで、大阪マラソンのエントリーはお済みでしょうか…?私共はペア枠で申し込みました(笑)
投稿: 院長 | 2013年4月16日 (火) 06時38分
楽しかったですねー!!
次回はこちらに申し込むことになりました。
http://warriordash.jp/
6月の相模湖です。
投稿: のすけ | 2013年4月17日 (水) 00時04分
え、うそ!?ウオリアーって?
でも院長先生のおかげで今回は楽しむ事ができました。ありがとう。
投稿: バルクキャリアー | 2013年4月17日 (水) 08時04分