風邪侮ることなかれ
石原元都知事が風邪をこじらせて入院したそうだが、私もかなり強烈な風邪を引いてしまった。妻が時々風邪やインフルエンザにかかるのをよそに「俺は体調管理ができているから大丈夫さ」などと、ひそかに自信を持っていたのだが、近来まれに見る辛い症状で悩まされている。風邪の辛さの最高記録更新である。考えてみればしばらくラッシュアワーの電車に乗ったり、過密のオフィスで多くの人たちと机を並べる事もなかったから、風邪の菌からの距離もあったのだろうが、生活のためとは云え一昨年からまた大部屋勤務の会社員に戻ったから、どこかで菌をもらってきたのかもしれない。
で、最初は先週の半ばである。朝起きるとどうも喉が痛い。大した事はないだろうと思ったが、以前かかった声が枯れて喋れなくなった喉風邪の感じに似ているので、念のため会社の診療所で風邪薬を早々に出してもらった。熱は出ないし全身症状もないからインフルエンザではないものの、どうも早く診療所に行き過ぎた為に処方してもらった薬が軽すぎたのか、その後もいつまでも喉が痛いし声が出ない。なにより夜間にせきで眠れないので辛い週末を過ごす事となった。それでも大した事はないだろうと、土日は軽くジョギングなどをしたのがいけなかったに違いない。
昨日は、会社で座っていても喉の痛みと風邪の症状でつらく、会社近くの内科・呼吸器の看板のある医者で、違う風邪薬と抗生物質を処方してもらった。夕方に帰宅後、暖かい夕食を流し込み薬を飲んだら、とても起きている元気もなく風呂・シャワーも浴びずに布団に倒れこんだのだった。シャワーさえ浴びないで寝るのはこれまた何年ぶりだろうか。ただ薬の効果か夜中に痰がかなり出て、喉の痛みもかなりおさまって今朝はやや回復基調である。石原さんの子供がテレビで「節制不足だよ、オヤジも若くないから」と言っていたのが妙に心に響き、会社へ休む旨の電話をしながら、こちらももう若くはないのかと自省するのである。風邪、侮る事なかれ、である。
« これまで何カ国に行ったのか? | トップページ | JTBクルーズフェア2013 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 健康診断・右脚ブロック(続き)(2024.10.18)
- カブリオレの屋根を開ける候(2024.10.13)
- 健康診断・右脚ブロック(2024.09.12)
- 時代の証言者 こころで走る 瀬古利彦氏(2024.09.05)
- パリオリンピックの日本選手団の活躍(2024.08.12)
その喉風邪がうつって高熱を出し、慌てて休日診療を受け処方された抗生剤であっと言う間に治ったぜぃ(゚ー゚;。ワイルドだろう~?
投稿: | 2013年3月 5日 (火) 21時19分
気は病から、マスクとうがい、そして人の集まるところは避けてましょう。
投稿: MT | 2013年3月 6日 (水) 21時55分