JTBクルーズフェア2013
3月3日の日曜日は渋谷ヒカリエで開かれた”JTBクルーズフェア2013”を妻と二人で覗いてみた。会場となったのはもともと東急文化会館が建っていた場所で、渋谷再開発のさきがけとして昨年竣工した最新の高層ビルである。ヒカリエと衣替えした新ビルの9階のホールで開催されたフェアは入場無料、「ここに来ればクルーズのすべてがわかる」というふれこみだ。
フェアではカーニバルやロイヤルカリビアン、ノーウェイジャン・クルーズラインなどの大手の他に、日本人にはあまり馴染みのないクルーズ会社やヨーロッパのリバークルーズのブースも出ているという事で、我々はそれらのパンフレットを目当てに会場をぶらっと一回りしてみた。広いホールでは日本船も含めた多くのプレゼンテーションの他、クルーズに関する各種セミナーが終日開かれていて、シニアー層を中心に思ったより沢山の人が来場しており、クルーズが中高年に潜在的な需要がある事を実感する。
そんな訳で、先年ホランドアメリカの”ウエステルダム”号に乗船し、北アイルランドのベルファストで見て以来、その古典的で優雅な船型に興味を持ってきた”サガ・ルビー”号のサガクルーズ、ラグジュアリー船部門でクリスタルクルーズと首位を争うオーシャニアクルーズなど、普段あまり手に出来ない詳細なパンフレットを手に入れる事ができた。また馴染みの薄い帆船によるクルーズや、リバークルーズも数社から小冊子を貰ったので、これからゆっくり見るのが楽しみである。
かつてここにあった9階建ての東急文化会館では、若い時分1階に在ったユーハイムでお茶を飲んで上の三省堂で立ち読みをし、館内のパンテオンで映画を見たり五島プラネタリウムで午睡を楽しんだりと懐かしい場所である。何十年か後にその同じ場所で、今度は老後の楽しみとしてのクルーズの夢を見るとは隔世の感を禁じえない。
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ヒカリエの最上階のトイレはとても綺麗です。ここまで来て、用を足す人があまりいないせいかも知れません。
投稿: MT | 2013年3月 8日 (金) 22時44分