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2013年2月25日 (月)

東京マラソン2013・皆が勝者

北風に吹かれたものの、晴天の下で繰り広げられた第7回東京マラソン。3万5千人のランナー達が、早春の東京の町を駆け抜けた。義理の弟・妹夫婦が参加したので、昨日は予定通り芝増上寺前の12キロ地点と19キロ地点、32キロの茅場町、36キロの新富町、それにゴールと彼らを応援して廻った。トップ集団のエリートランナーの次には大学生や実業団の若手、その後ろにこの日の主役である市民ランナー達が延々と続き、応援の人垣が堤防ならランナーはその間をとうとうと流れる大河である。沿道あちこちの出し物も賑やかな昨日のマラソンコースはまるでお祭りのような雰囲気となっていた。


目の前を通りすぎるランナー達は、12キロ地点では足もまだ軽やかで観衆に手を振りつつ余裕が感じられるが、これが19キロになると先を急ぐ真剣な顔つきである。32キロでは歩く者もちらほらいて、皆かなり疲れた様子になっており、さらに36キロ地点では後6キロというより、まだ6キロもあるのかと云う、うんざりした顔ばかりが目立つ。中には疲労のあまり曲がり角で自分の体重を支えれず転倒する者もいて、見ているこちらも思わず力が入り 「今年は東京マラソンの抽選に当たらなくて良かった、やっぱりフルマラソンはこりごりだ」 などと思ってしまう。


それにしてもフルマラソンの42.195キロというのは絶妙な距離だと思う。もしマラソンの距離が35キロならそれなりにゆっくり走れば大抵のランナーならたどり着きそうだが、そこからの7キロ余りがマラソンのマラソンたるゆえん。登山なら向こうの尾根に山小屋を見ながら、疲労で目の前の稜線を進めないようなものだろうか。マラソンで地獄を見るのは35キロからと言われる通りだが、その分ゴールしたランナー達は一応に充足感に満ちた晴れ晴れした顔をして、思わず「みんなが勝者だよ」と声をかけたくなってくる。昨日は北風に失速した義弟・妹に「記録はちょっと残念だったけど、ちょっと頬がこけて痩せたようだから良いじゃない」と慰めの言葉をかけたものの、夕べは完走記念のしゃぶしゃぶとの事で、いつも以上に肉を補給し彼らの体重は元の木阿弥になっているのかもしれない。
20130225


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コメント

兄上、毎度の事ながら熱のこもった応援、誠にありがとうございました!
今回は前半のややオーバーペースに中盤から北風、そして、エネルギー切れが原因と思われる両太腿の筋痙攣。まさに30キロからは地獄の苦しみでした。が、32km・36kmには兄上が、そして38kmには姉上が待っているので無様な走りは見せられない!と言う思いだけで、何とかゴール出来ました。脚の痛みやら、悔しさやら、皆さんの応援やボランティアの方々の素晴らしいホスピタリティに胸をうたれ、ゴール後は涙が止まりませんでした…。レース後半は『もう二度と走らないぞ!』と何度も思いましたが、一日経って重い脚を引きずりながら『来年は必ず自己ベストを更新してやる、待ってろよ東京マラソン‼』と、決意を新たにしました。
これからも御指導の程、宜しくお願い致します。

院長先生

北風のなかのマラソン完走、ご苦労様でした。こちらも応援という事で勝手に盛り上がっていました。早速来年もチャレンジするとは心意気良し。
お互いボチボチ走りましょう。

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