反体育の日
10月10日は元の体育の日、48年前のこの日に東京オリンピックの開会式が行われたのである。という事で先週の週末は運動に専念しようと、皇居の周りをぐるぐる走り回った。夏の暑い盛りはごくゆっくり走ってもつらいものだが、この季節になると同じエネルギーでも気持ちよく体が前に進み、やっとスポーツの秋が到来したという感じである。8日の月曜日には朝の早いうちに皇居3周、皇居への往復も含めて20キロを妻と一緒に走って帰宅し、「今日も充実!」などと思いながら体重計に乗ったのだが、表示された数値に思わず目が点になった。
何といつもより2キロ以上重い体重で、妻に「おい、この体重計は秋になって気温が下がって、内部のバネかなんかが硬くなって狂ったんじゃない?」と聞くと、妻は「そう?私もさっき乗ったけどいつもと同じだったよ」とにべもない。そういえばサラリーマンに戻って2年目、かつての自営業時代の様に昼間に自由に運動できるわけもなく、平日はかしこまってオフィスに座っていなければならない身である。そういえば段々仕事が閑職になってリタイアした友人も増えてそれなりに夕方からの付き合いもあり、最近は走る距離が以前より1割くらい減っているのは事実である。それにしても月間平均にして200キロくらいはジョギングしているのだが、私などは少し運動量が減ると適面に体重に反映してくるのだろうかとがっくりだ。
新聞や巷に溢れる健康本にはどれも決まりきった様に、「有酸素運動と腹八分目の食事で適切な体重を維持し・・・・」などと書かれているが、運動を習慣づけるといっとき体重は減少するものの、体はすぐにそれに慣れて体重がリバンドする様である。つまり運動主体で体重をコントロールしようとすると、あり地獄の様に罠にはまって半永久的に運動量を増やし続けなければならなくなりそうだ。しかし真っ当な社会人が平日の昼日中から運動ばかりできる訳ではないし、皆それなりにつきあいの時間も必要なのだから、体重をコントロールしたいと考える人は『適切な運動』を増加させ続けるよりも、むしろ食事制限をした方が効果があるのではないか、と考え始めてるのである。昨日は体育の日ではあるものの、体重計の針をにらむと「反体育」の方が健康になるのでは?などとちょっと考えこむのであった。
« 100兆円の高齢者消費パワー | トップページ | トイレの消臭剤 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 土用丑の日 桑名のうなぎ(2022.07.25)
- VAN JACKET(2022.06.29)
- 椿山荘のホタル(2022.06.24)
- 「屋外でマスク不要」政府見解・マスク警察もなくなるか(2022.05.20)
- 姪の成人祝(帝国ホテル オールドインペリアル バー)(2022.04.21)
やっぱりっ!
だから私は走らないのですっ!
投稿: いいね! Y | 2012年10月11日 (木) 23時23分
やっぱりっ!
だから私は走らないのでっす!
投稿: いいね! Y | 2012年10月11日 (木) 23時24分
あれ?勢い余って2回も投稿しちゃった。
投稿: いいね!Y | 2012年10月11日 (木) 23時25分
いいね!Yさん
そうですね。運動しなくても体重を保てるならその方が良いのでは?でも子育てって運動に匹敵するくらい体を使っているのでしょう?
投稿: バルクキャリアー | 2012年10月13日 (土) 06時29分