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2012年7月20日 (金)

渋滞の理由

夏休みでドライブの機会も多くなると、また高速道路が渋滞の季節になる。おりしもJAFから送られてくる冊子の最新号に「渋滞の原因となるドライバーは何人いるか?」という興味深いコラムがあった。上り坂などで自然に速度が下がるクルマがいると後続車がそれを見てブレーキを踏み、そのブレーキランプを見てまた後続のクルマが手前から減速し・・・・・、という繰り返しで渋滞が発生し、毎回同じ場所で同じ様に大渋滞が発生するのである。


という事で、JAFは実際にどのくらいのドライバーが減速するか調べたそうで、計測場所は渋滞の名所・中央道上り相模湖バス停付近、ここは週末になると信州や富士五湖などから帰京するクルマが多い上、小仏トンネルまで上り坂が続くので速度が低下しがちで有名な場所だ。計測結果によると256台中169台が気がつかず自然に減速している事がわかったというから、なんと3分の2のクルマがゆっくり走って渋滞の原因になっている事になる。


同じ現象が渋滞の名所といわれる東名の綾瀬バス停などで起きているのだろうし、トンネルで視界がさえぎられ減速しがちな大和トンネル付近でも同様であろう。せっかちで渋滞の表示を見るとすぐ一般道に下りたくなり、却って遅くなって「あのまま渋滞に突っ込んだいた方が良かったなあ」などといつも反省する私としては、速度低下が渋滞の原因なら当局は速度を上げさせる施策をなぜ考えないのかと不思議に思うのである。


渋滞する区間がわかっているのだから、その手前から最高速度制限を100キロから120キロに上げ、最低速度制限を95キロ以上などと表示すれば、ドライバーはアクセルを意識して踏むに違いない。また鉄道のトンネルでは、車両の進行速度に合わせて電光表示が移動するディスプレイを時々見るが、同じような仕組みで制限速度以下で走るクルマに注意を促す電光表示などの技術開発も有効ではないだろうか。


かつて原則55マイル、郊外でも65マイルと規制されていたアメリカのインターステート・フリーウエイ(高速道路)は、近年郊外の速度アップなどフレキシブルな運用をしている。ひるがえって連休や夏休みになると、いつも同じ場所の大渋滞でウンザリという日本の高速道路は、我が国民経済にしても大きな無駄であろう。地方の高速道路整備も良いが、渋滞に対する知恵をもう少し各高速道路会社に望みたいものだ。

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コメント

同意ですね、経済的な損害がデカいのは間違いないです。

高橋さん
コメントありがとうございます。私の考えは素人考えですが、アメリカの例を見るとあながち的外れでもないと思い、ブログにアップしてみました。
ただ日本の場合は法律や基準は厳しくして、後は警察や役所の裁量に委ねるやり方に対し、アメリカは一旦決めたルールはかなり厳格に守らせ、異議があれば裁判で闘うという社会の違いもあるでしょう。それはともかく高速のスピードアップを日本でも実験して貰いたいと思います。

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