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2012年5月 6日 (日)

五稜郭の桜

太平洋フェリーの新造船”いしかり”に乗船するのが、今回の北海道旅行の目的だったから、苫小牧で下船した後は特に予定もない。前回”きそ”乗船の際には苫小牧で下りた後に札幌見物に行ったし、ほかに小樽や旭川も訪ねた事があるから、今年はどうしようかと思案していたら、北大を出た会社の部下が「この時期は五稜郭の桜が良いですよ」と薦めてくれる。そういえばゴールデンウイークの頃は、北海道で桜が見ごろだと以前ニュースで見た事もあるので、苫小牧からの帰京ついでに函館に寄って桜を見る事にした。


という事で苫小牧からJRの特急で2時間半、函館駅からは路面電車をトコトコと10分ほど乗って着いたのは、幕末に幕府の奉行所として築れた五稜郭。東京の台場もそうだが、堀に囲まれた壮大な五角形の城を見ると、函館を開港したものの、時の幕府は西欧の外国人の軍事力に大いなる脅威を感じていた事が伝わってくる。五稜郭はのち戊辰戦争で榎本武揚が逃れ、蝦夷(北海道)に新政権を樹立しようとした時に砦にもなったそうだが、その外周に沿って今を盛りと1500本の桜が満開であった。この桜はソメイヨシノだというが、東京のものより花の色がやや濃い様に感じるし、東京のは天空いっぱいに咲き誇る感じであるのに対し、五稜郭の桜は、枝ごとに群れて咲いていて北国の寒さに身を寄せ合って春の到来を控えめによろこんでいる様にも見える。


東京の桜も良いが、北国の桜も一味違って良い物だと思っていたが、ここでは中国人のツアー客が多くあちこちで中国語が飛び交っている。スキーも終わったこの時期、温泉や桜見物も北海道も人気のスポットなのだろうか。連絡船もなくなり斜陽の函館と聞くが、新幹線が開通すれば東京から直通となり、五稜郭などももっと有名になるのだろう。さて今回は例によって新幹線、フェリー、JR在来線、市電、バス、飛行機と乗り継いだ「乗りもの駆け足旅行」で、ご当地で味わった料理といえば苫小牧駅の駅弁「噴火湾ほたて弁当」に、函館空港で羽田行きのフライトを待つ間の「函館ラーメン」くらいであったが、五稜郭の花見で旅の思い出が一つ豊かになったゴールデン・ウイーク旅行であった。


五稜郭の桜とほたて弁当
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コメント

Bulkcarrier様
遠路、ようこそご来道くださいました。札幌あたりまで北上しますとエゾヤマザクラが多くなり、満開でも緑の葉が見える咲き方で、また違った趣になります。今年も梅、さくら、桃が一緒に咲いている光景をあちこちで見かけております(釧路は昨日ようやく開花宣言となりました)。是非またおいでください。

まろんの父さま

お久しぶりです。今回は短時間の道南の旅でしたが、広々としていて美味しいもの一杯の北海道を、近々また訪問したいと思っています。それにしてもスーパー北斗の気動車の音って本当に旅に出た感じがして良かったです。

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