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2012年3月21日 (水)

朝日VS読売 泥仕合

永い間とっていた朝日新聞だが、あまりに中味が偏向していて日本をおとしめる記事ばかりなのに嫌気がさし、読売新聞に乗り換えたのが10年ほど前。読売にすると、プロ野球巨人軍をよいしょする記事が多いのがちょいと目障りだったが、政治や社会面は朝日よりまだましだと思って購読していた。その読売がジャイアンツの新人契約金問題で、最近は狂った様に朝日とバトルをしているのがなんとも面白い。この新聞はどうも配下の巨人の事となると、まるで人格(社格?)が変わったかの様に、自己弁護と他社攻撃に走るのが常だが、朝日に対する子供じみた反論を傍でみていると何とも滑稽である。というわけで、何をそんなにエキセントリックになるのかと、朝日新聞も読み合わせてみると、問題はこういう事らしい。


なんでもプロ野球の新人野球選手の契約金は、最高1億円プラス出来高払いを上限とするという12球団の申し合わせを破り、巨人は毎年5億円も6億円も払う事で有望選手をかっさらっていったと云う事らしい。さらに選手にも栄養費として小遣いを与えた上に、大学の監督には選手育成費として何千万円かの金を用意するなど、相変わらずの横紙破りを巨人軍が続けていると朝日は批難報道している。これに対して読売は、この申し合わせは罰則なしで球団を拘束するものではない、誰もこの件を今まで問題にした事がないなどと、毎日のように紙面を大きく使って反論しているようだ。まあ私たちからすればこの問題などどうでも良いのだが、何億も貰った選手の実家や親戚が、これで経済的に助かったなどと報道されると、日本も一族から出た有名人に群がるアジア的共同体なのか、と白けるのである。なにより学校の監督が正規の教職員だったら、そのプロから貰った報酬の取り分や、税金の申告は大丈夫なのだろうかなどと余計な心配をしてしまう。


それにしても、ふだん道徳や規範まで持ち出しては、「道義的にいかがなものか」とばかり役人や企業の不祥事を鋭く批判する大新聞も、自分の事になると「法律に書いてないから何をやっても良い」とばかり、本音を剥き出しにするのが何とも笑えるのである。こうなったら読売も朝日主催の高校野球でいかに金が動いているのか、甲子園が学校法人の宣伝の場所になっているか、スカウトやら口利きやらで高校生を食い物にしてメシを食っている輩がいかに多いかなど、オフレコになっている事をぶちまけてみたらどうだろう。第三者からみると”権力者”である朝日と読売が、場外でバカな争いをいつまでもやっていると、そのうち誰も新聞など読まなくなるぞ、と面白おかしく泥仕合を笑っているのである。

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