ふるさと祭り東京
東京ドームで開かれている「ふるさと祭り東京」に出かけてみた。「北海道から沖縄までご当地の逸品や話題のB級グルメ、魅惑のスイーツ・地ビールなど郷土ならではの”うまい”を思う存分お楽しみ下さい」と云う謳い文句に連れらてドーム内に入ると、各地のお祭りの演舞と共に、グランド一面ところ狭しと日本全国の名物料理のブースが並んでいる。何から買ってみるかと思案するが、その前にドームのグランドに降りるチャンスも滅多にないと、巨大なドームの屋根や観客席を下から眺め、しばしプロ野球選手の気分を味わう。
ちょうどビールの売店あたりがショートかなどと、きょろきょろしているうちに外野の切り立ったフェンスが目に入るが、最近の球場は外野フェンスにラバーが張られて、イチローの様な妙技が見られるハズなどとと思い出すのは私だけか? テレビで見慣れたドームのフェンスを見ると、急にその硬さを調べてみたくなって、食べ物の売り場の横からやおら小走りにフェンスに向かって走り出すると、周囲の人はあっけにとられて食べ物片手に一人走る私をポカンと見ている。ポーンと肩でフェンスにぶつかってみると、何人かから「結構柔らかいの?」など聞かれて、皆やっとここが球場である事を思い出した様だ。
ソース焼きそばの匂いなどに触発されて、集う人はみな食べ物の事しか頭にないグランド模様である。外野フェンスの感触を楽しんだ後は、缶ビール一本片手に各地の名物食品サンプルを手当たり次第に口にいれていくと、結構これがツマミになって腹も膨れてくるのだが、良い歳をしてそれだけで帰るのもあまりにもみみっちくていけない。というわけで、富士桜高原の地ビールを飲んだ上に、鳥取のイカのうる焼き、値段の割りにボリュームのある石川県名物の「金沢カレー」に讃岐名物「オリーブ牛弁当」などをたらふく食べてお祭りを楽しんだ休日であった。
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