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2011年12月28日 (水)

仕事納め

年の瀬となり何となく気ぜわしいが、2011年という暦は確実に残り少なくなっていく。ここ数年間は自営業だったのであまり感じなかったが、会社員に戻って皆で仕事をする様になると、かつてそうだった頃のそれぞれの年末を思い出し、纏まった休暇に入る前の浮き浮きした気分が知らずに蘇って来る。この時期、海外もクリスマス休暇に入っているから、新規案件もなく、メールも少なくなってオフィスの中もホッとした空気が流れている。日ごろ「日本人は集団で休み過ぎる、もっと個人で休暇をとるべし」と公言している私でも、正月休みは良いものだと感じるのである。



以前は暮れも29日まで働いていたはずだが、いつの頃か「29日は就労日なれど、なるべく有給休暇を使って休む日」などとなって実質28日が年内最終日となった。昼食に蕎麦屋に行けば、早くから日本酒を傍らにやや紅ら顔の初老の背広姿をちらほら見かけ、午後は取引先の乾杯に付き合って酔っ払って事務所に帰ってくる者もいる。いつもは夕方の終業時間なども関係ない忙しい夜の事務所だが、この日ばかりは5時になるかならぬかで会議室などで簡単な酒肴が出され、皆で一年の労をねぎらう。ご苦労様とビールの栓を抜く瞬間は、サラリーマンの年中行事の中でも最も嬉しいひと時であろう。



休みに入ったら、まず年賀状に一言コメントを付けて出し、通勤用の服にアイロンをかけて靴をみがき、家の掃除などを手伝うかなどと殊勝な計画をたてるのだが、毎年休みに入ると寝巻きのまま、ぼーっと居間でテレビを見て過ごしてしまうのが常。あまり計画などたてずに成り行きで行くかと思うと、本当に成り行き通り何もせず新年に入ってばたばたとする年もあって、このあたりの匙加減が難しい。今年はこの年齢で再就職して久しぶりにサラリーマンに戻ったが、一年契約の嘱託社員なので来年の事は判らない身である。ただ年齢柄、今後そう何回も勤め人としての経験する年末・年始行事は来ないだろうから、「サラリーマンの正月休み」を久しぶりに楽しもうと考える年の瀬である。

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コメント

お仕事ご苦労さまでした。あまり頑張り過ぎて、本当のサラリーマンに戻らない様に気を付けて下さい。

MTさん

ご心配なく。大丈夫です、もう本当のサラリーマンには戻れないし、戻らないでしょう。良いお年を。

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