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2011年10月22日 (土)

怒るサラリーマン

私などはどちらかと云えば「逃げ切り世代」であるが、少し下の世代からは現在60歳の厚生年金の支給開始年齢が遅れるらしい。さらに厚生労働省は、年金支給開始年齢を段階的に更に遅らせる幾つかの案を検討していると報道され、それによると現在50才位から下の人の年金受給は68歳からという案もある様だ。


確かに少子高齢化で、今の年金システムが破綻し始めている事は充分理解するものの、年金をめぐる問題は企業の人事制度、若年者と高齢者の仕事分担、個人の人生観など様々な側面を持ち、一年や二年で制度を大きく変える事は難しい。60才ないしはその直後から厚生年金が支給されると信じて、給与から厚生年金分の天引きを黙々と我慢してきたサラリーマンにすれば詐欺の様な制度改革である。


仮に多くの企業が、年金制度の変更に伴い早々に退職年齢を引き上げても、今流行のIT化やガバナンスの面から見れば、60歳を超えたシニアで経済合理性を持ち合わせる者もそう多くない事であろう( 現に私も自分の能力について、これらの点で難しいと感じているのだから、多分間違いない )。若者の中には 「お金をあげてもいいから、爺さんどもには職場に顔を出して欲しくない」 と云う声もあるそうだ。


年金は「保険」なのか「相互扶助」かなどの議論を深め、国民の理解を得た上で、消費税をアップをし年金の財源にすればこの問題も解決するのに、人気取り政治の怠慢でそれをせず、多くの勤め人を苦しめるとは衆愚政治もここに極めりと怒りが湧いてくるのである。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

年金問題はあまり考えたくないですね。どんどん支給時期が先になりるし、将来本当に出るかも怪しくなてくるし、これでインフレにもなったらどうなるのでしょうね。それも年を取るにつれ次第に気になってきたり、情けないものです。年金なんて考えなかった若い頃が懐かしい!

昨日読んだ「官僚の責任」PHP新書、元通産官僚の古賀茂明著が面白かったですよ。同じ霞ヶ関から見て、厚労省は何もしない、考えない役所という趣旨の事が書かれていて、さもありなんと思って読んでいました。

国の保護・保証などという事を忘れて、これから自己責任で生きていく時代になっていくのでしょうね。あまり年金や福祉などに期待をしない事ですよね。

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