船友2
飛鳥船上で知り合った関東近郊の仲間が3ヵ月半ぶりに集まった。面倒見の良いリーダーの呼びかけで、3ヵ月半の世界一周の旅から帰国して調度同じ位時間がたった事を期に、総勢十余名が東京駅に程近いレストランに集合したのである。参加の面々は、やはりかなり時間が自由になる様で平日の昼日中の乾杯である。
アルコールが廻るうち、まずはクルーズの思い出で盛り上がる。クルーズの序盤、まだよそよそしい船内の雰囲気の中、インド洋の長い航海でうねりに悩まされた事、クルーズ後半のサンフランシスコでは大雨にあったが、その時は皆結構打ち解けていて、楽しい酒盛りをしていた事など話題は尽きない。下船後も船で習ったコントラクトブリッジを続ける人、アルバイトをしている人、また旅行に出かけた人など、それぞれの近況を報告しあい、最後は5年後にまた飛鳥の世界一周に乗ろうと気炎を上げたのだった。
それにしても来年の飛鳥Ⅱのワールドクルーズは、予約で満船だそうで、今年の様に船内どこへ行ってもゆったりという訳には行かないようだ。今年は400名の乗客で定員の半分だったから、郵船クルーズは大赤字だったろうが、ダイニングも大浴場もテニスコートも順番待ちなしで良かったと云う感想が口々に出る。そういえばクルーズ中、船内では仕事の話などほとんどしなかったのに、ここでは本業の名刺を交換したり、船上より皆2枚くらいカミシモを脱いでリラックスしている様だ。クルーズといえども長期の共同生活では、皆それぞれ自制心を働かせていたのかと、改めて世界一周クルーズのある側面をみた気がした。
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