ファースト・レグ終了
2011ワールドクルーズ最初の寄港地のシンガポールに到着した。月曜日に神戸を出発してまる1週間かけてシンガポールまでやって来た事となる。大体飛行機の一時間が船の一日の行程と云われるが、この船のスピードこそが人間の本来持っている旅行のリズムではないかと思う様なのんびりの航海が続く。
今回の乗客は400数名しかいないそうで、この人数は小規模な高校くらいのものだろう。そろそろ顔見知りも出来て挨拶する人も大分増えたが、中には「俺は死んでも挨拶しないぞ」という様な人もいて、ここも日本社会の小さな縮図、これから小さな人間劇場が3ヶ月間続くのだろう。
これまで会話をした乗客の中では、飛鳥大好きで飛鳥ばかりのリピーター派と、クルーズそのものが初めてでいきなり世界一周に兆戦をするという人達がかなりいる様である。飛鳥派の中にはこの船の世界一周クルーズも2度目3度目と云うお金持ちも目立つが、我々の様に海外船・日本船なんでも乗りますという船客はまだあまりみかけない。やはりワールドクルーズの船客は、これまでのクルーズとは一味違うのかと云うのがまず最初の感想である。
ダンス教室とコントラクトブリッジ教室はここまで「お試し」で、今後インド洋に入ってから本格的なレッスンとなるそうで、ちょっと構えつつ楽しみでもある。そのほか乗客より多いクルー、なかんづくメジャーなフィリピンクルーと積極的にコミュニケーションを図るべく、タガログ語を彼らから習っている毎日である。
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