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2011年3月19日 (土)

計画停電と省エネ電車

今日は春らしい陽気になり計画停電も行われないというので、首都圏は一安心というところか。それにしても現在の非常時における3300万キロワット余りの電力供給量に対して、首都圏の大手私鉄やJRなど鉄道の電力消費量はそれほど大きなものでなかった様で、ほとんどの路線でなんとかかんとか電車が動いているのは嬉しいかぎりだ。一部混乱もあるものの、まさに非常時のライフラインの使命を鉄道は果たしている様である。

朝のピーク時には、鉄道だけで全電力の2割くらい消費するのかなあ、などと何となく感じていたのだが、今回初めて首都圏の鉄道が使用する電力量などという事を真面目に考える様になった。そうして見ると100万キロワットから200万キロという電車が使う電力量は、想像した数値よりかなり少ない気がするのだが、これには各鉄道事業者の不断の省エネ努力が実を結んだと言えるのではないだろうか。( その陰にはそのコストを支えてきた利用者の負担がある事は云うまでもないが )

そこで各鉄道会社のホームページを見ると、例えば小田急電鉄では電力回生ブレーキ装着車が90%近く導入され、VVVF制御とあわせ新型車両では従来の車両に比べ40%も電力使用量が少ないと謳われている。同様に京急でも回生ブレーキによる電力の節減効果は30%、最新の車両は従来の車両より半分の電力消費で済むと記されていて、JRを含む大手私鉄では、大幅な電力節減策がすでにとられていた事がわかる。こう云ったあまり目に見えない省エネ努力の効果で、今回は電車の運休が思ったより少ないという結果になっているのではないだろうか。

鉄道ファンからすると最近の車両はどれも同じ様な車両ばかりで、アルマイトの弁当箱の様な電車がホームに滑り込んでくるたびに、味気なく感じる事が多かった。回生ブレーキどころか発電ブレーキも装備していなかった東武8000系のレジン・ブレーキシューから発する独特の匂いなどが、時々無性に懐かしくなるのだが、いつの間にか鉄道車両も中身は大幅に省エネ仕様になり、今回の電力危機に一役かっているのだと云えよう。


東京メトロの最新鋭15000系
20100511_2

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