女性も理容店で顔そり
新聞には「女性も理容店で顔そり」「顔の産毛そりなど女性向けのサービスも広がっている」「一ヶ月に一回程度続けると肌に良い」などと女性の理容店利用が紹介されている。そういえば最近はユニ・セックス時代で男性も美容院で散髪をしているそうだから、特別な場合でなくとも女性が床屋に入ってきてもおかしくないのかもしれない。そういう私も一度だけ妻に連れられて美容院でカットした事がある。散髪を面倒くさがって髪を伸ばしていたら、妻の「若い女の子が調髪してくれるわよ」と言う一言にぐらっときて、土曜日の朝に予約した美容院に妻と行ったのだが、なにせ金曜日の夜にしこたま飲んでいたものだから当日は激しい二日酔い状態であった。
床屋なら予約などないから二日酔いの時などには散髪に行かないし、椅子に座って一言「普通に」と言って寝ていればすむものを、若い女性美容師は気を遣っていろいろ話しかけてくれるわ、髪を洗うのに席を移動させれるわの難行苦行の連続。シャンプーで「かゆい所はありませんか?」と問われても、口をパクパクさせながら「水、水が飲みたい」と言うのが精一杯である。床屋の倍ほどの時間もかかる散髪中に水を三杯お代わりし、結構良いお値段を払ってほうほうの体で逃げ帰ってきて、「もう美容院などには行くもんか」と思ったとても貴重な体験であった。
そう言えば近所の床屋は調髪に4000円もとるがいつもがらがら、町には1000円床屋も多数ある。私はおばちゃん達がやっている都心の2500円のなじみの床屋に普段行くのだが、平日の昼間に行くと自営業か第二の勤め先で働くオヤジばかりで、しゃべりたくなければ黙って座っていればちゃんと調髪してくれる。頭も洗って顔も剃って、この値段でやっていけるのかと心配になるが、特におばちゃん達に困った様子もない。昼間暇そうにしている4000円以上の床屋と、いつも満員の1000円床屋、その中間の2000円台の床屋、それぞれの営業方針や新規顧客の開拓などどうやってすみ分けているのか、とても興味があるところである。それにも増して疑問なのは、美容院では顔を剃ってはいけないのは免許なのだろうか? そんな垣根は講習や訓練でいかようにも自由化できそうだが・・・。さすがに新聞で紹介されている女性の行く理容店は4000円クラスなのだろうか?
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近所の床屋に通っていたころ、床屋のオヤジに「奥さんの顔を剃ってやるから今度連れてきな!素っぴんでな〜!?」と言われ、それを妻に伝えると、「いくら近いとはいえ、素っぴんでなんか街を歩けないわ!!」と。確かに、素っぴんで外出したら軽犯罪法にふれてつかまるかも…と思い、それ以上薦めなかった記憶があります。
床屋に行く女性はどうしてるのか、ちょっと興味がわきました…。
投稿: 院長 | 2011年2月24日 (木) 06時31分
そうか、そういう深謀遠慮があって美容業と理容業は、別の法律・免許になったわけですね。納得(笑)!
とすると、その垣根を破って理容に行く女性はスッピンでも自信がある人だけなんだ・・・・。将来、美人は床屋へ、それなりの人は美容室になんて棲み分けができたりして・・・・・。
投稿: 散髪嫌い | 2011年2月24日 (木) 22時09分