上原ゆかりはどうしてる?
久しぶりに明治のマーブルチョコレートを食べた。バレンタインデーに義理の妹がチョコレートを手配する時、小学生の娘(すなわち私の姪)に「どうする?」と聞いたところ「おじちゃまはマーブル・チョコレートが好きだよ」という一言で、チョコレートのノスタルジック・シリーズ詰め合わせをプレゼントしてくれたのだ。
さっそく目玉のマーブルチョコレートを開封すると、昔と変わらない色とりどりのチョコが円筒形の筒からこぼれ出る。最初は味を楽しむように一粒ずつ口の中に入れ、コーティングが溶けるまでしゃぶってから中身のチョコを食べるが、そのうち勢いがついてくると数粒まとめて放り込み、性急に噛み始めるのは子供の頃の食べ方と変わらない。マーブルチョコは1961年(昭和36年)に発売されたそうであるが、そうすると今年は発売50周年という事になる。
当時のお菓子は今であったら「懐かしの駄菓子やコーナー」などで売られていそうな中、マーブルチョコレートは現在でも通用する斬新な容器に入っていてチョコの色もきれい。何よりその頃は鉄腕アトムのシールが入っていて、そのシール欲しさに随分おやつにねだったものであった。当時は長さ・直径ともこの写真のものの半分くらいで、値段は30円だったが、その頃のおやつは10円くらいが相場だったから結構高いお菓子だったわけである。
これを食べると子供の頃のいろいろな場面がつぎつぎと浮かんでくるから、食べ物にまつわる記憶とはすごいものだ。とにかく学校が終わると、自転車に乗って真っ暗になるまで外で遊び、そのまま友人の家に行くと「 おばさんちは何時までも居てもいいけど、もう夕ご飯の時間でおうちで心配するからそろそろ帰りなさい 」といつも言われていた事を思い出す。そういえばマーブル・チョコのCMに登場していた上原ゆかりも、すっかりオバサンになってしまったのかなあ、とふと気になった。
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