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2011年1月23日 (日)

とび蹴り

碁・将棋など室内ゲームはまったく苦手でできない。マージャンも高校生で覚えたものの、大学に入って皆がやる様になると、男4人でタバコの煙が充満した狭い場所に集まる雰囲気に馴染めず早々にやめてしまい、以来現在に至るまでやっていない。会社員の時は、マージャンくらいやっておけば良かったなあ、と思う事もあったが、マージャン人口が減った今、下手に「やります」などと宣言すると常にひっぱりだされそうで、まあこのままで良いかと思っていた。一方、早期定年退職して人より早く自由時間が増えた身となっては、これからの時間を有意義に過ごすには、今までの屋外系・運動系の趣味から違う世界に、少しずつ視点を移していきたいと考えていた。

で、ダンスとコントラクト・ブリッジである。ダンスはクルーズ船のダンス教室に幾度か参加した事があるものの、船内ダンス教室は大勢の参加者の中の一人で、わからない処はそのまま過ぎてしまうし、大体音感が悪くて踊りが苦手な私は、揺れる船内のダンス講習などではなかなか覚えられない。かといって日本船の夜のダンスパーティはあまりにも「それっぽい」社交ダンスムード。逆に外国船は「何でもあり」と云う事で、適度に正統かつ適度に楽しいと云うダンス会場がなかなかない。という事で、やはり陸上でプロに初歩は習おうという事になって、妻と社交ダンスの個人レッスンに通い始めた。はてさてどこまで続くのか、下手すりゃ行進で手と足が一緒に出てしまうほどリズム感のない私である、週1回~2回頭が真っ白になりながら、ぎこちなくイントラクターにフロアーを引き摺りまわされる有様が目に浮かぶのである。中学の時、フォークダンスと云うと、気恥ずかしくてトイレに隠れていたツケが、今になって廻ってきたかと苦笑するのである。

コントラクト・ブリッジは昨日、日本コントラクトブリッジ協会の「体験教室」に行って、初めてブリッジの何たるかに触れた。3時間に亘る本格的教室で、初めて方対象と言うが、クルーズ船の初心者ダンス教室などは結構中級者などが出てきてしまい、先生が安心してどんどん先に進めてしまうので、ブリッジ教室もそんなものかと、おっかなびっくりの参加であった。案に相違してブリッジの歴史や初歩の遊び方からゆっくり解説してくれ、教室参加者もほとんどが本当の初心者、皆でゲームをしながらブリッジの基本を感じたのであった。教室参加者は年配の婦人が多かったが、皆かなり上品な雰囲気なのに驚き、こんな仲間たちの集いなら私も将来ちょっとゲームができたら良いな、と興味をもった。インストラクターの話によれば、コントラクト・ブリッジをやっているシニアーは痴呆になる人がとても少ないという事で、すでにボケはじめているわたしには丁度良いかもしれない。

いずれにしても、人生後半はこれまでと違うテイストで、日々生活を活性化させたいと思っているのだが、元来の内弁慶・引っ込み思案である。毎回うじうじと「やってみたいが、どうしようかな~」と逡巡していると、妻の「興味あるなら、まずやってみなさいよ」という強引な”とび蹴り”と”おくり出し”でリングにひっぱりだされるのである。家を出るときは「コンチクショー!」と思うものの、一つ新しい事を覚えて帰ってくると、それはそれで嬉しいもので、”とび蹴り”が効いたなあと感謝するのである。

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