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2010年12月25日 (土)

ぱしび、ゆったりワンナイトクルーズ

”ぱしいっく・びいなす”の東京発着「ゆったりワンナイトクルーズ」に乗船した。昨年乗船した事でゲットした割引クーポンの期限が迫り、年末に手軽に行けるクルーズという事で申し込んだのである。今回は東京・晴海発着なので駐車場は一晩1000円、ガソリン代も往復300円程度、一番安い部屋をクーポンを使ってブックしたので旅費の総額は2人で6万円強である。この値段で3食付きかつ非日常的空間を味わえるクリスマスクルーズなら、コストパーフォマンス良しと乗船を決めた。

冬のクルーズは夕方出港してすぐ日が暮れ、外の景色が楽しめないのが欠点。かつ名にしおう冬の北太平洋の大しけも嫌なものだが、ワンナイトクルーズでは夜間は風を避ける相模灘でドリフティングするし、今航は特に2日目の東京帰港が14時と文字通りゆったりしているのが良い。我々夫婦は船舶ウオッチが好きなのだが、東京帰着クルーズは横浜に比べて、船舶が輻輳する中の瀬航路を1時間ほど余計に走るので、船旅の余韻をたっぷり楽しめる。

”ぱしふぃっく・びいなす”はわずか二度目の乗船だし、クルーズはその長さや航海海域によって雰囲気も変わるので大きな事は言えないが、この船は”フレンドシップ”という宣伝文句の通り、気取らずカジュアルな雰囲気なのが良い。殊にダンス会場はうまい人に混ざって、気楽にダンスを楽しもうというシニアーカップルが多くて楽しかった。日本船に乗ると夜のダンス会場は、ほとんどが正統派社交ダンスばかりで、妻に「ええかっこしい」と揶揄される初心者の私などは気後れして、ダンスの輪に入って行けないのだが、この船では勇気を奮って久しぶりにブルースとジルバを覚えている限りのステップで参加したのである。

ただ本船は親会社の新日本海フェリーのデザイナーが図面を引いたそうで、まるでフェリーの様な装飾や意匠がちょっと残念である。船内の手すりなどいたる箇所がピカピカの金属が使われ、もっと暗くかつシックにデザイン出来なかったものかと思う。ウインド・オブ・メコンと呼ばれるオープンバーやダイニングの前のパッセージは最近の長距離フェリーそのものだし、階段は狭い上に場所が解りにくい。メインホールはただ広く、これじゃまるで小学校の講堂である。7階まで通じる吹き抜けはなぜ8階まで貫通させなかったかとか、人気のベランダ付きキャビンを設置する場所はもっとあったのではないか等、日本船3船の中では一番新しいだけにファンとしてはやや残念なつくりではある。

それでもこのカジュアルな船は、ガラパゴス化する日本のクルーズ船を普通のクルーズに僅かずつでも推し進める恰好な存在で、日本にクルーズを定着させるにはこういう船がもっと増えて欲しいと思ったのが「ゆったりワンナイトクルーズ」下船後の感想である。

<長距離フェリーの様なダイニング前通路>
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バルクキャリアー 2010-12-30 23:50:50

ぽんこりんさん、

ぱしびいではお会い出来ずに残念でした。と云ってワンナイト・クルーズでオフ会の様に目印に集合というもの何か美的でないと思いました・・・・。また別の機会、いつかお会いできると思っております。

ぽんこりんさんの優しい視点と違って、私のブログは普段言えない事を、言いたい放題書き散らしているので、偏見も良いところ、曲学阿世の遠吠えと自嘲しております。ただ書けば書くほど、自分の欠点や未熟さを棚に上げて良く言うよ、と反省のきっかけにもなります。どこまでこのブログが続くか解りませんが、時々覗いて頂いて「勝手な事を吼えてるわ」とお笑い頂ければ、それもまたブログ掲載の喜びです。

私は飛行機も好きで、これまでも日本の翼をできるだけ利用してきました。外国を旅行して日本のエアーラインの機内に入った途端、ここは日本法が適用されて日本に半分以上戻ったとホットします。来年は日本の航空会社が真の競争力を付けて、もう一度世界を席捲する元年になって欲しいと切に願っております。


ぽんぽこりん 2010-12-30 17:43:24

バルクキャリアーさん こんばんは

同じ船に乗船していながらお会いできなくてとても残念でした。
この記事がアップされていたにもかかわらず、書き込みが遅くなってしまってすみませんでした。

ぱしふぃっくびいなす など国内客船が東京港を中心に頻繁にクルーズしてくれるようになると良いですね。
晴海到着時にレインボーブリッジをくぐる時に、「飛鳥Ⅱはこの橋を通れないから晴海は廃れている」というお話をしている方がいらっしゃいました。
真剣な面持ちでお話されていましたが、晴海が廃れている事以外は殆ど間違ったお話をしていらっしゃいました。
海、船、クルーズに関する知識はまだまだ一般的ではないという証だと思って聞いていました。

今年一年、こちらのブログでたくさんの色々なことを教えて頂きました。
本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
そして、来年もよろしくお願いいたします。

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