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2010年11月25日 (木)

九十九島せんぺい

20101125
「名物に美味い物なし」とは良く言ったもので、旅行のおみやげに地方のお菓子を箱ごと貰っても、たいてい食べ切れずに残してしまう。しかたなく捨てる破目になるが、なんとももったいない話である。そんな銘菓が多い中、リクエストをしてでも買って来てもらいたいのが、佐世保の”九十九島せんぺい”である。

九十九島せんぺいは小麦粉で作った煎餅生地に、佐世保の観光名所である九十九島に見立てたピーナッツが散りばめられた菓子で、甘さが程よく、その上結構パリッとした食感が楽しめる。昭和30年代後半に、父の転勤で北九州に住んだ事があるが、その時初めてこの煎餅に出会って以来のファンなのだ。

昭和30年代といえば流通機構も未整備で、地方の料理や菓子はそこに行かなければ味わえなかった時代である。関門海峡を越えて初めて行った九州で、とんこつ味の九州ラーメンや長崎の皿うどん(特にソース味の太麺)に遭遇し、東京では味わえなかったその旨さに、子供心に感動した覚えがある。そんな中、お菓子で云えば、博多の鶏卵ソーメンと九十九島せんぺいが私の好物で、父が長崎や福岡に出張した時には、よくおみやげに頼んだものだ。

さてこの夏、英国周遊クルーズでツアーが一緒だった方が佐世保出身と聞き、九十九島せんぺいの話を旅の連れづれに話したところ、「今度里帰りした際に送ってあげましょう」と言われる。これは嬉しい贈り物と思っていたら、先ごろ待望の九十九島せんぺいと、鶏卵ソーメン、それにちゃんぽんセットを一緒にした宅配便をご丁寧に送って下さった。さっそく封を切って九十九島せんぺいをほおばると、まだ製造してから間もないのだろうか、いつもより一層パリっとした煎餅にさくさくしたピーナッツが口の中ではじけて、思わず笑顔がこぼれるのであった。

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