がちょーん!
クレージーキャッツの谷啓が亡くなった。思い起こせば視聴覚教育という名の下、昭和30年代に小学校の教室にテレビ受像機の導入が始まった頃、私はお昼休みにクレージーキャッツの「おとなの漫画」を見たくてしょうがなかった。そこで担任の教諭に教育テレビ以外に「おとなの漫画」だけは是非見たいと願い出たところ、担任は話のわかる先生で、クラスみんなで給食の後に「おとなの漫画」を見て笑ったわけだから、谷啓を見始めてもう50年以上になるか。
当時は、友人との手紙のやりとりに、たいてい一箇所は、谷の ”ガチョーン”とか”ビローン”とか云う一世を風靡した台詞が書かれていたし、”谷だ~””青島だ~”と開き直るギャグも好きだったなあ。思いおこせば小学校の学芸会ではクレージーキャッツをまねたコミックを演じたり、都内のホテルで行われた”シャボン球ホリデー”のロケを見学に行ったりと、彼らには随分と楽しませてもらったものだが、そんなクレージーも残るのは犬塚弘と桜井センリ2人になってしまったのは何とも寂しい。
そこで9月末に行われる今度のマラソン大会では、亡くなった植木等大先生や谷啓を偲んで、ステテコに腹巻・ダボシャツにロイドメガネの仮装で勇躍出場する事を決心した私であった。雪駄や下駄をはきたいところだが、さすがにこれでは走れないので、白いシューズを買ってマジックで雪駄ふうに色取ってみようか、はげオヤジのかつらをかぶっていこうかなどなど、クレージーの面々を思い出しながら準備に余念がない。いくぞー熟年行進曲!
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