ミリタリー・タトゥ2010
今日8月23日は、午後9時から始まるミリタリータトゥを見るために早めに夕食を済ませ、夕方エジンバラ沖に停泊するウエステルダム号のテンダーボートにとび乗る。なにしろ2000名の乗船客のうち半数ちかくがミリタリータトゥを見物するそうで、今回はこのイベントが、クルーズ最大の目玉といえよう。テンダーボートとバスにのってエジンバラ城前に造られた会場に到着し開場を待つが、あいにくの朝からの雨で気温は15度くらいだろうか。
エジンバラ城の入り口駐車場に、夏の間仮設される観客席はちょうど阿波踊りの会場の様に路面を観客席が囲むのだが、8月の日曜日を除く約3週間、8000名収容するこの仮設席が、マーチングバンドを見るために世界から集まった観客で一杯になるのである。タトゥのチケットは前年12月に売り出すといい席はすぐ完売になり当日券などはないとの事で、これは聞きしに優る一大イベントである。
あたりが暗くなった9時頃からいよいよ軍楽隊のバグパイプとバンドのパレードが始まる。本場スコットランドの連隊のほか毎年世界各地のバンドがミリタリータトゥに参加するそうで、今年はアメリカ、ニュージーランド、インドのグルカ兵、ヨルダンなどの軍楽隊が会場せましとパーフォーマンスを繰り広げる。演奏の合間にはハイランドダンスやオートバイの曲乗りなども披露され、なかなか凝った演出で観客を魅了させながらショウが進行する。
約1時間半のショウのフィナーレは、イギリス国歌の斉唱に続きスコットランド民謡”ほたるの光”を会場全体で歌い、最後は参加バンド総員ブラスバンドが400名にバグパイプ200名ほどの合同演奏で、スコットランドの国歌 "SCOTLAND THE BRAVE" "高地の若者"(HIGHLAND LADDIE) "THE BLACK BEAR"とお約束の曲目メドレーで会場が盛り上がるのである。このころには雨もすっかりあがったものの、気温は10度くらいだろうか、観客は皆「寒い寒い」と言いながらも、各国の軍服を着用した600名の大バンド演奏の迫力に圧倒されたのであった。東京の暑さに比べれば、この感動があれば少々の寒さなど全然問題なし、ここに来られて良かったと感激したのであった。
スコットランドヤード 2010-08-25 00:47:47
初イングランド旅行を終えて2日。連日23~24度ぐらいのロンドンから、残暑厳しい日本はまさに熱帯!
更に北のスコットランドの寒さは、いわんや・・・でしょう!
バッキンガム宮殿の衛兵交代式の楽隊だけでも感動してしまった小生、そんな祭りを観戦したら涙が止まらないことでしょう!!
帰国されましたら、お土産話を楽しみにしております。
残りのクルーズを楽しんで、元気にご帰国下さい!
って、一体いつ帰国されるんですか・・・?(笑)
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