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2010年7月12日 (月)

小型船舶操縦士免許

この前の土曜日は小型船舶操縦士免許を取得するための講習会に参加した。すでに一級免許を持っている妻が、一人でボートをレンタルしてもしょうがないので、ぜひ夫婦で免許を取ろうと、申し込んだものである。言われるままに講習に参加した私だが、前夜は旧友と飲みすぎてしまい、会場では二日酔いで座っているのがやっとの状態。ただ一日ボーっと会場に座っているのみで、何も考えずに耐えていると 「 これぞ ”ボーっと” 講習だ 」 位の駄洒落しか思いつかない。

それでも講習会場は、段階の世代オヤジを中心に満員盛況である。第一線を退きつつある段階世代が、マリンレジャーなどの遊びで大いに楽しんだら、日本も少しは元気になるのではないかと期待が膨らむ。ただ講師いわく 「 世界中で小型モーターボートに国家免許が必要な国はきわめて少ない 」との事で、日本国民はボートを操縦しようとするだけで免許取得に何万円も払わされるわけである。国交省の利権はこんなものにも及ぶのかとびっくりするのだが、いろいろな国家資格はもちろんの事、諸外国にない制度で一体われわれはどの位のコストを負担させられているのだろうか。

そういう例ではたとえば印紙を思いつく。我々の仕事では中型の船舶一隻を海外の取引先と売買した際には、契約書に40万円の印紙を貼る必要があるのだが、こんな制度があるのは日本だけである。そのため契約のサインは日本でなく例えば韓国で行い、韓国の公証人役場の認証を受ける事がある。なにしろ釜山まで往復して高級ホテルに一泊しても10万円もしないから、印紙の高さを思えば、高級焼肉をたらふく食べても大変なおつりが来るというものだ。もちろんパスポートには日本を出国したスタンプが必要だし、移動時間もかかり、現地でサインをする煩わしさがあるが、うまいものをタラフク食べて支払いが少ないとなれば、これは合理的な行動で、無理な制度をいつまでも設けていると経済活動は海外に逃げてしまうという良い例であろう。

アメリカではクルマのディーラーに行って新車を買う時、値段の交渉が終われば小切手と交換にキーを ”ほいっ” と渡してくれて、そこから自分で運転して帰れる。車のプレートライセンスは後日郵送されて来るのだが、新車購入の際は消費税以外、車庫証明やら重量税だ登録税だと云った面倒な手続きや税金がないのに驚く。このほか高速道路の通行料や車検の費用などは諸外国では (ほとんど) 費用がかからないが、日本で暮らしていくのに必要な税金とコストの類は一体どのくらいあるのだろうか。日本の現在の消費税は5%ときわめて低いから、私はこれの大幅引き上げには賛成するのだが、これからの議論の際は税金+第二の税の合計を先進諸国と良く比較し、日本がいかに社会主義化しているのかよく検証して欲しいと思っている。

<プレジャーボート免許は、小泉政権時代にアメリカの圧力でかなり自由化されたが、もっとアメリカの圧力が必要な分野だと思う>
20100710_130928

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