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2010年6月23日 (水)

箸とらば

箸とらば天地御代(あめつちみよ)の恩恵(おんめぐみ)み、父母や師匠の恩を忘るな


小学校は東京のごく普通の公立に通ったが、その3年・4年時の男性担任教諭は、給食の時間に、この言葉を唱えてから食べ始める様に指導してくれた。故郷、島根の出雲大社の自慢以外は、特に宗教であるとか神様であるとかは言わない先生だったが、給食の時は毎回「箸とらば・・・・」と教えられたので、今でも食事の際にふっとこの言葉を思い出す。

そういえば最近の若い世代でも、ごはんの際にお箸などをおしいただいて、食事に一礼するものもおり、日本の伝統は生きていて、同じような教育を受けたのだと嬉しくなる。考えてみれば目の前に供される食事はもちろんの事、生きていくうえのあらゆる事がらが、自然界から得たものや多くの人の労働の上に成り立っている事に気づく。私たちは一瞬たりとも、天の恵みや社会から離れては生きてはいけないという厳然とした事実に思いを至す時に、生きているのでなく生かされているのだという事を感じて、一瞬謙虚な気持ちになるのである。

小学校の道徳教育がどんな形で身についているのかは、よくわからないが、明瞭・簡潔な言葉で毎日聞いた話は、脳の細胞や体のすみずみに刷り込まれていて、私たちが生きていく上でなにがしかの力になっている様な気がする。そういう意味で、小学校の道徳の時間はやはり大事な科目である、と改めて感じている。

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