恒例・人間ドック
昨日は日帰り人間ドックだった。恒例のとおり検査前日は夜9時以降は飲まず食わずになるので、前夜はさっさと就寝したところ朝早く目が覚めてしまい、しかたなく当日の検便採取にトイレに向かう。ところが前日採ったサンプルとキット一式がどこにも見当たらない。朝まだくらいうちから、検便セットをごそごそさがしまわるうち家人をおこしてしまい大騒ぎ。いつもとおり、前日無意識でひょっとそばに置いてあったものを漸く発見したのだが、早朝からの家中、上を下をのウンチ騒動で、検査に行く前に血圧が上がってしまったか?
さて検査はこの1ヶ月ほど調整を続けて来た甲斐があって、即日結果判定分と医師の診断はとりあえず大過なく終了した様だ。ただ一点やはり血圧だけは上が160台(2回目150台)下が90台で脈拍90台となったのだが、これは普段の家庭ではかったものより上が30、下が10位高い事になる。何より安静時の脈が60くらいなので、検査時には脈がドキドキと1.5倍も早かったわけで、相変わらず白衣をみると過剰反応するのかと我ながら情ない。どうやらこの性分は一生変わらないのだろうか。
普段あんなに運動をしているのに、血圧が高いのもしゃくなので、名誉挽回とばかりオプションの血管キャビティ検査(動脈硬化検査)を急遽受ける事にしたのは、負けず嫌いの真骨頂ともいえるか。初の動脈硬化検査は四肢に血圧計をつけて測定したのだが、結果は「年齢相当」との事だそうで、リカバリーショットとしては不満でもある。ドック最後の医師検診の際、血圧の事を告げると、すべてのデータを確認し体を触診して「 昨年も私が見ましたよね。他はどこといって問題がないようなので、引き続き家で注意してください 」と軽くいなされやや肩透かし。もう少し高い血圧に注意を払ってくれても良いとも思うが、「こういう気の小さいのがいるんだよね、良くみておきなさい」と問診の背後に控えた若い医学生に背中で教えている様だ。
はてさて早朝の検便探しから始まった長い一日が終了し、とりあえず判る範囲では問題なしとのお墨付きが出たので、昨晩は脂質たっぷり、体にうんと悪そうなものを特に選んで夕食を妻ととり、アルコールを心置きなくのんで、シメに大量の生クリームが乗った大きなプリンを食べたのであった。
”さがれよと・念ずるほどに・また上がる・血圧計の・表示せつなく”
”便器みて・かたいバリウム・たまるほど・ほっと一息・検査翌日”
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