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2010年4月13日 (火)

スカイツリー建設現場


日曜日は隅田川の桜見物かたがたスカイツリーの建設具合を見に行ってみた。すでに350米にもなっているタワーの現場周辺にはカメラを持った見物客も多く、もうちょっとした観光名所のようだ。このあたり公園地区に立っている東京タワーと違って、昭和レトロの既視感ただよう下町のど真ん中に、突如として巨大タワーが立ち上がったようで、なんとも不思議な光景でもある。

不思議といえば、タワーのある押上や業平橋近辺は、鉄道ファンにはとても興味を引かれる場所である。スカイツリーでこの地区の再興を考える東武鉄道は、昭和初めまでツリー現場近くの業平橋駅が基点で、今もツリーたもとに東武鉄道の本社がある。東武は昭和6年に業平橋から隅田川を渡る橋梁を架けて、現在の起点である浅草まで線路を延ばしたのだが、隅田川堤に平行して新築された松屋デパート2階のターミナルには、橋梁の上からほぼ90度のカーブを切って電車が乗り入れている。そのため駅手前は時速15キロ制限となり、駅構内も通常は6両編成の電車しか入れず大東武のターミナルとしてはとても手狭である。当時の東武は浅草ターミナル乗り入れで何を考えていたのか、とても気になる。

一方、押上駅には京成電鉄の本社もあって、京成はここから東京市電に接続して浅草への乗り入れ構想を持っていたという。しかし浅草乗り入れは東武との競争になり、京成疑獄事件を引き起こす原因になったとされている。こんな歴史を物語る様に、このあたりは東武の線路と京成の線路があちこちで入り混じり、東京の城南地区で育った私などには、まるでパズルの様な線路地図になっている。この地区の明治・大正・昭和初期の開発や鉄道敷設の歴史をひも解いたら、さぞかし面白い事だろうとスカイツリーを眺めながら思ったのだった。
20100413

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