本場のやり方
今年から日本のプロ野球が、アメリカ式にボールを先にストライクを後にコールする事にしたと云う。従来の2ストライク・3ボールを今年からスリー・ツウと逆に呼ぶのである。かねてからこのブログでも書いてきた通り、スポーツの用語はなるべく本場の言葉を、同じ様に使った方が良いと思うのでこのストライク・ボール順番変更には、私は賛成である。
そう云えば、プロ野球広島カープの新フランチャイズ、マツダZOOMZOOMスタジアム広島は、左翼101米・右翼100米でわずかではあるが日本の球場には珍しい左右非対称に作ったそうだ。写真で見ると、新幹線などの電車からスタジアムの雰囲気を臨める様に左翼側の観客席が低くなっていたり、外野ライン際がグラウンドに接近したりしていて、この新しい球場は大リーグのボールパークの様である。やっと日本の野球場も真面目一方、教育的とも思える体育施設という概念から脱却し、空き地の遊びから発展してきたと云われるベースボールをプレイする(遊ぶ)場へと、僅かづつ方向が変わって来ている様で嬉しい。
こうなれば、観戦用語ももう少し本物を使ったらどうだろう。例えばハイタッチでなく本来の言葉であるハイファイブに、滑りやすいはスリッピーでなくスリッパリーに、スタメンはスターティング・ラインナップなど和製英語を本物に換えただけで、少年達の英単語知識も増えて良いのではないだろうか。そういえばドンマイとかハッスルなんて言葉も野球から覚えたよな~。
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