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2010年2月 1日 (月)

ルノアール展

ルノアール展をやっているので、仕事が終わって見に行かない?と妻に誘われ、先週の金曜日は六本木に出来た国立新美術館に行ってみた。地下鉄・六本木駅を降りて歩いていくと、たしか以前は東大の研究機関か何かがあった場所に、ガラス張りの巨大ヨットの様な新しい美術館が出現したのにびっくり。有楽町の旧都庁跡にできた東京フォーラムの様な建物だが、いくら文化予算が大事といっても、巨大展示場など都内に幾らでもあるのに、これじゃ国の財政も悪化するものだと嘆きたくもなる。

普段、あまり美術というものには興味がないのだが、たまには頭の栄養にもなろうかと思うし、読売新聞から入場券ももらったので、いそいそとそのコンクリートとガラスの塊の様な展示場に入場してみる事にした。すると内部はもっと奇抜な作りで、館内のレストランなどは映画「ET」に出てきたUFOを想像させ、今にもそのまま夜空に飛び出して行かんばかりのデザインである。黒川紀章の設計だそうだが、大設計家すぎるのか自動車ショウでもやったらよいような広大な空間が広がっていて、凡人の私にはいささか落ち着かない。

さてその巨大展示場の一角が、ルノアール展の会場なのだが、さすがスペーシアスな空間、金曜日の夕方で勤め帰りの人が結構つめかけても渋滞もせずに、落ち着いて見られたのは却って良かったかもしれない。で、初めてかの有名なルノアールの絵をゆっくり見る事ができた訳だが、彼は風景画より人物画を多く描き、特に晩年は裸婦画を好んだそうで、会場にはそういう絵が多い。19世紀末のフランスの若い女性はあんなであったろうか、ほとんどが若いのにふくよか(というよりデブ)で、下腹がやや出ている裸婦の画を妻と一緒に見て廻ると、妻は「 やっぱり下腹はみんなああなっちゃうんだ、しょうがないんだ、これでいいんだ、今日は沢山食べちゃおう 。」と妙に嬉しそうにしている。という事で金曜日の夜は、印象派の絵を見に来たのであったが、妻の喜びの方がより印象的に心に残ったのであった、と云うオハナシ。
20100201

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