珊瑚海
オーストラリアのブリスベーンを出て丸二日。P&Oオーストラリア・クルーズのイギリス船”パシフィック・ドーン”(7万8千トン)は珊瑚海を航海しニュー・カレドニアのヌメアに到着した。幸いな事に亜熱帯のこの辺りの海は、平穏にして空は雲もなく絶好の航海日和であった。
今回は、一週間の休暇で行って帰ってこられるクルーズという事で、時差のない豪州発着のクルーズを選んだのだが、オージーのファンシップを選んでしまって、地元の乗客ばかりでカジュアルすぎる雰囲気に当初船内のさまざまな場面で気後れもした。ニホンザルがオランウータンの間に紛れ込んだとでもいう感覚か。しかしこうして3日の間フネで過ごし、ニューカレドニアに上陸して船上に戻ってくると、わが家に帰って来たようで安心するのが船旅のよい処でもある。
さて航海してきた珊瑚海といえば昭和17年に日米が開戦後、最初の大海戦を繰り広げた海域である。船上なので詳しい戦史も今はチェックできないのだが、記憶によると日本は敵空母を撃沈し大戦果と発表したが、実はそうでもなかったと云うのが後世の検証結果らしい。それにしてもこの大海原で、往時はレーダーも未配置、ましてや衛星により敵情を知ることなどまったくかなわなかった時代である。互いに索敵機を飛ばし目を凝らしてこの海の水平線のかなたを必死で眺めていた訳である。こうしてイギリス籍の船に乗って、豪州人とクルーズを楽しんでいると、平和な海のありがたさをしみじみと感じるのである。
留守番部隊その2 2010-02-16 11:42:31
P&Oとはもしやペニンシュラアンドオリエンタル!なにやら感慨深いものがあります。
こちらは今日も薄暗い天気&さぶい。夕方からは雪が降るそうで、また今晩も走れなかったらどうしようと気持ちが焦ります。(うそ、ちょっとラッキーと思ってる)
先日は「本番当日の集合場所に着いたら冗談で準備した短パンとランニングシャツしかバッグに入ってなくて、ものすごく焦っている」夢を見ました。もうドキドキが始まっています。
高校時代の友人ものぼりを持って応援してくれるそうで盛り上がってきました。
旅行、楽しんできてね!
留守部隊その1 2010-02-16 00:39:27
東京は今日も寒いです…。天気も雨が続き、予定の練習が出来ず少々焦り気味です。不真面目?な方も、先日の兄上のブログ以来、「目に物を見せてやるぞ!」と、先週1週間で40キロ近く走っていました!(驚)
天国に一番近い島に上陸されたとのこと。中学の時に左記の小説を読み、南の小島に思いを寄せたことを思い出しました。
残りのクルーズも楽しんで来てくださいませ!
お土産話、楽しみにしております。出来れば、屋久島?以上のエピソードを期待しております!!(ハードルはどんどん高くなります!)
« ロボットHAL | トップページ | ブリティッシュ・ウェイ »
「船・船旅」カテゴリの記事
- 飛鳥Ⅱ 2024年世界一周クルーズ 乗船キャンセル(2023.09.02)
- SEA SPICA (シースピカ)号 せとうち島たびクルーズ(2023.07.12)
- 日本のクルーズ船の魅力・ライブラリー「灯台からの響き」(2023.07.06)
- にっぽん丸 「横浜/奄美/那覇クルーズ」3泊+「飛んでクルーズ沖縄Aコース~与那国島・西表島~」3泊 連続乗船 (2) (2023.06.25)
- にっぽん丸 「横浜/奄美/那覇クルーズ」3泊+「飛んでクルーズ沖縄Aコース~与那国島・西表島~」3泊 連続乗船 (1) (2023.06.23)
コメント