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2010年1月31日 (日)

大相撲

朝青龍がまた土俵外で問題をおこしたり、貴乃花親方が理事選挙に出ることで相撲協会がもめていたりするが、大相撲というのはスポーツなのか興行なのか文化活動なのか、一体何なのだろうとの疑問が尽きない。

スポーツ性という面からみれば、7勝7敗の力士などではそれなりにアウンの呼吸で星の貸し借りくらいはあったであろうし、そういう気持ちでファンも了解している競技とも思える。広く大衆に根ざした興行という点からすれば、就業時間や登校時間である平日の昼日中に本場所が行われるのは何故なのだろうか。少なくとも他のスポーツの様に夕方7時とか8時以降に開催されるのが、娯楽としては良いと考えられる。文化活動として考えると、マス席に茶屋がついて独占的に利権を得ているのは誠に不自然で、野球やサッカーの様に普通のシートで試合を見て、飲食したい人は売店を利用すれば良いと思うが、観戦しやすい場所を占める升席と茶屋は利権で深く結びついていそうである。その利権は公益法人として優遇を得ている財団法人・相撲協会の存立と矛盾はしないのだろうか。

相撲はどうも神事と結びついた、スポーツ性をもった娯楽かつ興行という事になるのだろうが、その意味でオリンピックなどの競技にならなくて良かったのであろう。この曖昧模糊とした国内競技に、多数の外人力士が入り上位に君臨している姿は、今は目に慣れてしまってものの考えてみれば異様ではある。アメリカのすし屋で、金髪のおにいちゃんが素手で寿司を握っている様な感じと言ったらよいのであろうか。朝青龍の不祥事の続報、貴乃花親方の選挙などが、この相撲の特異性を今後浮き立たせてくれるかもしれない。ただし私としては外人力士はOKだが、相撲は柔道の様な国際的な”スポーツ”などには決してなって欲しくない、と思っている。

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