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2009年12月11日 (金)

雨天練習場

以前にもアップした通り、東京の地下には地図にない第二の東京とでも云う別の街が広がっているらしいが、その大部分は一般に開放されていない。東京地下地図などが売り出されたら、我々の知らぬ地底にこんな秘密の迷路があったのかと、さぞかし興味深いと思う 所以である。しかし一部ではあるが、銀座や新宿では主に地下鉄に連絡した長い公共の地下通路が公開されているので、夏・冬の気候が厳しい日に私は良く利用する。

今日は、東京も朝から氷雨の寒い一日。さすがにこんな日にジョギングをする気はないが、悲しいかな運動癖がついている人間が少しでもサボった場合は、運動をしない人より適面にリバウンドが早いのは、科学的に確かめられている事実の様だ。しょうがないので、半ば強迫観念に突き動かされた様に運動のメニューを考える時、便利なのが都心の長い地下通路を利用する事である。

銀座・丸の内地区で言えば、南は三原橋から始まり晴海通りの下を有楽町・日比谷まで地下を使って濡れずに歩け、さらに日比谷通りの下を大手町まで歩ける。大手町からは永代通り下を呉服橋までの地下通路があり、大手町から東京駅の構内や八重洲の地価ショッピング街もつながっている。いわば東京駅をぐるっと大きく囲む形で、6~10キロほどの大地下通路網が広がっているのである。そんな地下通路の地図を頭にえがきつつ寒い冬の雨の日は、昼休みなどに気軽に, さっさと速足でこの通路を歩くと、今日の様な日でもうっすらと汗がでる位の運動になって気持ちが良い。そしてこの地区全体の地下通路の構成は、よほど積極的に歩く人以外、丸の内などに永く務めた人なども知らない事に、東京人としてちょっと優越感を感じてしまう。

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