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2009年12月 9日 (水)

通勤電車試乗記

毎日、通勤の為に電車を利用するが、利用者の立場からすると通勤電車は進歩しているのだろうか、と疑問に感じる事が多い。確かにエレクトロスの進歩などで、省エネや省メンテの面では大きく電車は変わっているのだが、乗り心地の面ではそうとも云えない。特に最近登場する新しい形式の車両の座席の硬さは問題である。以前は通勤電車といえども座席のクッションはある程度弾力があって、座るとホッとしたものだが、70年代初めの大阪市営地下鉄に導入されたFRP製のシートあたりからだろうか、通勤電車のシートがむやみにかたくなってきた。最近の通勤車両は足元にヒーターがなくすっきりとはしているが、せんべい布団よりも硬い座席の車両が増えて、概してたいそう座り心地が悪い。これは短時間の乗車時間なので座っている時間が短い上、ふかふかだと寝込む乗客などがいるし、メンテの都合でも板の様な座席が世話しらずの為であろうと思われるのだが、まるで「 座るな 」とでもいう様な固いシートを見ると、鉄道事業者のサービス精神の欠如を感じる。

私が良く見るサイトに「 通勤電車試乗記 」というのがあって、通勤電車の乗り心地を外観・内装・座席・走り・手入れの5項目について採点しているが、最近の新型車両の座席の評価は総じて低い。利用者からするとやはり固い座席は嫌われている様である。

それから日頃電車に乗っていて気になるのが、電車の走行音。この20年間で技術ははるかに進んだのに、逆に通勤電車の走行音は大きく不快になっているのではないか。昭和30年代、カルダンドライブという新しい駆動方式が採用された当時の車両は、加速・減速につれてモーター音がリニアーに高く又は低くなっていったのに対し、VVVFと云う回路を使い、電車が交流モータで駆動される様になってからは、加速・減速につれてモーター音が変調・上下を繰り返して、スピードの変化と走行音が人間の五感にマッチしていない。VVVFが普及してからもう20年も経っているのだから、通勤車両といえども京浜急行で採用されているドレミファ電車(音階の如くにモーター音が変化する)の様に、人間の感性に合った車両の導入を望みたい。

日本も人口が減っていよいよ成熟社会を迎える。供給側の論理ばかりでなく、座って気持ち良く、感性的に心地よい通勤車両の開発を望みたい処である。

写真は、「 通勤電車試乗記 」でも評価の高い阪急電車。
20091209

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