新幹線車内インターネットサービス
我が家の IT 主任である妻の薦めで、出張などに使うノート型のパソコンを買った。何でもソリッド・ステート・ドライブとかで反応が速く、かつ700gの軽さなので持ち運びに困らない。で、さっそく今週月曜日に神戸に出張した際に持参してみる事にした。特に今回は東海道新幹線のN700系で始めた車内インターネット接続サービスもトライしてみようと言う軽いノリで、N700を指定して”のぞみ”に勇躍乗り込んだのであった。
と言ってもアナログ派の私は、どうやったら車内の無線LANに接続できるのかなど皆目わからないクチ、前日に我が家の IT 主任に教えを請うたのだが、こういう際に生返事で「 わかったわかった 」などと適当にやっていると、後で「 聞いてなかったでしょ 」と言って厳しいお叱りを受けるのが必定。今回は新幹線の中から「 この先、わからないからどうしたら良いの? 」などと妻に携帯で聞かなくても良いように、丁寧にメモを取って新幹線に持参した。
さて東京駅を発車するまもなく、新しいパソコンをとりだし電源を投入。昨日のメモを傍らに置いて言われた通りの接続操作を進めていく。途中 ”事前に契約した公衆無線LANサービスにログイン ”などという画面があって、WEPキーを2回入れると言う箇所で1回だけしかいれず失敗しちょっと焦ったものの、まあなんとかスムースに作業が完了したのであった。接続したインターネットは地上のそれと変わらず、明瞭・高速でトライアルは大成功、今後もN700に乗ったら必ず接続してみようと思った。
今回はLANやインターネットに接続しなければならない用事が車内であったわけではないので、頭の体操程度の軽い気持ちで仕事のメールをチェックしてみたのだったが、新幹線の中で車内無線LANに繋げている人はまだまだ少数派だと思うと、なぜか時代の先端を走っている中年の様な気がして、通路の人が注目しているかも、などとちょっと鼻高々になるとは我ながら恐ろしく単純な性格だ。
それにしても、昔は出張で一旦会社を出れば帰ってくるまで連絡もできなかったから、日常を離れた開放感を味わえたものだが、携帯に続いて新幹線でメールチェックなんて事が普通になると、どこまでも仕事に追いかけられそうで、これからのビジネスマンは大変なものだ、とおおいに同情するのである。
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