ボジョレー・ヌーボー
先週木曜日、11月19日は11月の第三木曜日ということで、ボジョレー・ヌーボーの解禁日だった。時差の関係から、日本は本場フランスより早く解禁になるので、バブル期には成田空港に駆けつけ未明に飲む者まで現れた様だが、バブル崩壊とともにそのような馬鹿騒ぎはなくなったのである。それでも毎年「ボジョレー解禁」は季節の風物詩としてニュース映像が放映されている。いやイヤミ氏以来、日本人はおフランスがすきなのである。
もともとボジョレー・ヌーボーは、その年のブドウの出来を見るために短期間で醸造したいわば「味見用」なのだが、昭和40年代の初めに商魂逞しい誰かがこれをいかにも有り難い物のようにプロモーションしたのが功を奏し現在に至っている。
さてイベント好きの妻は毎年この季節になると、土用丑の日の鰻感覚で飲んでみたくなるそうだが、買う直前にいつも「ボジョレーごときに1,500円も出すなら他のワインの方がいい」と思って戻してしまう。それでも今年は50年に一度の出来だと噂されるとそわそわし始め、実際に飲んだ人から「美味しかった」と聞いたのに背面キックを浴びせられたように、この連休明けにスーパーに買いに行った。
ところが驚いたことには、その前の週まであった「ボジョレー・ヌーボー」のコーナーは綺麗に片付けられて、ボトルは影も形もなかったとか。売り切れてしまったのか、商品価値がなくなったのかはわからないが、とにかく買うことが出来なかった、と意気消沈して帰って来たのであった。解禁からまだ1週間しか経っていないのに「日本人は熱しやすく冷めやす過ぎるのよ」と不満そうな妻であった。
バルクキャリアー 2009-11-28 12:54:41
そうですか。会社に頂き物の、珍しい白のボジョレーがあるので、さっそく・・・・・。
体重は、2キロやせると5キロが1分くらい早くなりますよ。
体重増加中。 2009-11-28 10:25:22
今年のボージョレーは本当においしかった。っていうか、普段は馬鹿にして飲まないからわからないけれど、たぶん今年のはとてもおいしかったと思います。
もっとあっさりしてコクのないワインを想像して、薄いぶどうジュースにアルコール入れただけのものというイメージがあったけど、普通においしいワインでした。
たぶん本当に今年のワインは50年に一度の出来栄えなんだと思います。
もっと書こうと思ったんだけど、娘がおままごとしていて「お客さん来てくださーい!」「あのー、お店やってますのでー」とさっきから叫んでいるので断念。
また今度。
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